時短勤務で働くママ VS 3人育児とちょいぽちゃ旦那

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育児に英語教育は必要??英語で得した私がNOという3つの理由

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子どもに何か習い事をさせたい。

やっぱり将来グローバルな視野を持つためにも
英語って教えておくべきことなのかしら?

英語耳って小さいうちにしか作れないって聞くし・・・。

幼児教育の一環として、
英語を取り入れている保育園や教材をよく見かけるようになりました。

かくゆう私も英語は超が付くほど得意です。

・バイトと恋に生きた高校時代
・学年成績数学はビリから二番目

そんな私でも唯一の取柄が英語にありました。

・英語論文だけで大学試験に合格
TOEICの点数や会話力が評価され就職内定獲得

だからこそ声を大にして
英語は幼児教育に必要ない
と言いたいのです。

今日は私の体験談をもとにその理由三つに分けて記事にしようとおもいます。


1.はじめて英語に触れたのは中学一年生

はじめて英語を習ったのは
当時の義務教育では自然な環境、中学一年生のときだったのです。

その時の衝撃は今でも覚えています。
・おもしろい
・かっこいい
・親に感心された

知らない言葉と、不思議な文字の形にあこがれを抱くようになりました。
それからますます魅力に取りつかれるようになったのです。

わたしは普通の一般家庭に育ちました。
時代的背景もありわたしの両親は英語とは全く無縁の人たちです。

当然、英語をわからない両親は教えることも、間違いを正すことはありません。
あなたはすごいねぇと私の興味にただ感心してくれる、それがうれしかったのです。

そして何かできなくても強制的にこれを頑張りなさいというような親でもありませんでした

着飾らない両親のもと、私は興味の向くまま自分の知識を伸ばすことができたのです。

興味を持つのに年齢は関係ない

さらにいうと興味を持つことで、伸びしろは広がり、
どの年齢でもそれが急発達することが可能なのです。


2.好きと得意では維持力が全然違う

大学に入学してから驚いたのは
周りが小さいころから、インターンスクールに通っていて英語はしゃべれるのが当たり前だったこと。

すでに完成された英会話力は、わたしをどんどん追い詰めていきます。
悔しくて大学を休学、留学を決意。復学したわたしがみたものは

好きで英語を学んでいる子達だけがそこにいて、
あの時ずば抜けた能力で英語を得意としていた子がいない。

好き、その気持ちは向上心を高めていきます。
得意の向こう側に本当の目的がない限り、それを維持するのは難しい。

ただ得意、それよりも好きの探求心と向上心は絶大

ただ英語が話せる、得意であった子たちは成人を前に、本来自分のやりたかった進路をそのときに歩みだすようになりました。

目的のあって英語を頑張ってた学友たちが今も輝いているのをみると
ますますそう思います。

コミュニケーションをとれる、その目的さえ叶えば
ネイティブスピーカーのような完全なる英語は特に必要ではないと感じます。


3.選択肢は無数にある

大学3年生のとき、
英語力が評価され、それを必要とする企業からどんどん内定通知をもらったわたし。

結局選んだ企業は
当時、付き合っていた彼氏(今の旦那)の地域の百貨店

キャリアを積む、グローバルに働くを置いておぞましいほど、あっさりと一般企業に就職してしまいました。

ですが、結婚し子ども三人を抱え、兼業ってつらいよねー
って言っている今が、幸せのピークではないかと感じています。

あれほどまでに武器としてきた英語でしたが紆余曲折しながらも
それに代わる興味、幸せを発見するに至ったのです。

ただ、あの時がむしゃらにも英語の魅力に取りつかれ努力した経験は今でも生きる糧になっています。

わたしのような選択肢は稀かもしれませんが、人の興味は移り変わり、自分が幸せだと感じる選択肢は無数にあります。

英語は人生のゴールではない

まとめ

・子どもの興味に気付く
・子どもの好きを応援する
・はじめからのお膳立ては必要ない

幼いときから英語教育!と初めから位置づけするよりも、
子どもの興味が沸いてくるときにそれを全力で見守り応援するの気持ちが大切なのではないかと感じるこの頃。

英語であったり、野球であったり、ピアノであったり。

親がさせたいことより子がしたいと思えることに寄り添えることが
子どもの成長につながる近道のように感じています。

もちろん親が好きなことは子も好きになりやすい。親の意思で何かをさせるときには一緒に楽しむことが条件になります。

英語が得意だったわたし。
現在、職場では
日本語が通じない外国人がいたときだけ呼び出される普通の会社員。

あの頃の能力を存分に生かす仕事、と呼ぶには嘘になるけど、
好きなことをあのとき存分に楽しめた、そう思えるいまの生活が一番幸せです。

可能性を考えてはじめに用意し、させる教育よりも
子の成長によって準備していく。

今後も子どもの興味に寄り添っていきたい、そう思う母なのでした。