時短勤務で働くママ VS 3人育児とちょいぽちゃ旦那

社会人歴=妻歴=ママ歴のわたしが、育児、夫婦、お金のことを書いてます。小さな発見を大切にをモットーにしたブログです。

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5歳の娘にお小遣い制を導入!内容、料金形態、その後を報告!

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今年に入ってから、5歳の娘にお小遣い制度を導入しました。

お金の価値
・稼ぐこと
・貯めること
・買うこと

大人になるとお金に振り回されることが多いです。

留学や旅行など経験を得るにもお金は必須
自分の価値をあげるために免許や資格を取るにもお金は必須
車や家など、生活の基盤をつくるにもお金は必須

いずれ身を以って知ることだろうけど、大きな穴には落ちてほしくない


我が子には
小さいうちから金銭感覚を身につけさせたいと思っていました。

ある程度、教育面や生活面ではサポートしていくつもりですが
わたしたちがいなくても自活できる力を育てていきたい。

お小遣い制を始めることでお金の大切さを知ってもらうことにしました。

きっかけは
買って買って攻撃

コンビニ行けばお菓子が欲しい
自動販売機を見れば喉が渇いた
ファーストフードの看板を見たらお腹がすいた

欲望のままに口に出すのが子どもの特権
ですがその欲望とは裏腹に買ったものが邪険にされることがよくあったんです。

お菓子で遊び始めたり
飲み残し、食べ残しが目立ったり

どういうわけか
買ってあげた側の心が満たされない。
このままじゃいけない!

物は大切にすること
残さず食べること

口では何度も注意してきたことですが
なかなか改善されない娘の買って買って攻撃を何とかしたい。

そう思ったのが最初のきっかけです。

欲しいものは自分で買うように仕向けることにしました。

お小遣い制を導入!
小遣い内容と料金形態

自分のことを自分でやる

・帰宅したら靴を並べ、園からの汚れものを出す
・保育園の準備を自分でする=TOTAL 5円

・自分の靴を洗う=5円

誰かの役に立つお手伝いをする

・洗濯物をたたむのを手伝う=10円
・干すのを手伝う=10円
・弟(生後五か月)の遊び相手をする=5円

改めて記事にすると、低賃金ブラック企業な我が家の料金形態
いきなり100円単位だとすぐお菓子を買ってしまいそうなので
まずはこの6項目からのスタート、貯める大変さを実感させます。

小遣い制にする項目とそうでない項目はきっちり分けるのがおすすめ。

やみくもにすべての良い行いをお小遣い制にすると、何でもお金に換算するようになってしまうのです。

なので自分のことを自分でやる、の項目は今後、無くすことはあっても増やさないし単価もあげません。

お小遣い無し。長女の役割である玄関掃除は今も日課として定着しています。
mikumama.hatenablog.com


「ご飯を残さず食べる、は100円ってのはどう??」

ブラック我が家にべらぼうな交渉をしてきた娘
そこは全部食べたところで無賃金です。

お小遣い制導入
その後の様子

「お小遣いを貯めてディズニーランドのビビディバビディブティックに行きたい!」
(プリンセスのドレスや靴が着れてお洒落に変身させてくれる子どもサロンです。)

高い目標を掲げた我が長女
この目標のおかげで、普段の生活が劇的に変わりました。

1.我慢できるようになった

娘の心情で一番の変化があったのはここ。

買い物に出かけても、時には息子のオムツを買いに誘惑いっぱいのトイザらスに出かけてもおねだりされる回数が減りました。

「ママ、この分ちゃんと貯めててよ。ディズニーランドに行くんだから。」
我慢の回数も夢に近づくと思ったのかわたしのお財布事情を気にするようになったのです。

自分の収入源、お金の回り方を意識するきっかけになった。

2.いわなくても自分のことは自分でするようになった

小遣い欲しさもあるんでしょうが、いちいち言わなくても自分のことはやるようになりました。
靴を並べるは基本。妹の汚れものも出してくれるようになりました。

自分のことがスムーズにできるようになると、
それができない子のサポートも積極的にするようになる。

お姉ちゃんのその姿をみて妹も自分のことは自分でできるように奮闘し始めます。
姉妹にとって良い相乗効果が発揮されました。

3.お手伝いの質が上がった

いろんなお手伝いをするようになってから場数を踏んできた長女

洗濯物のたたみ方が格段にうまくなりました。
ぞうきんのかけ方が隅々までいきわたるようになりました。

ママのお手伝いをする回数が増え、女子力に磨きがかかった5歳児が誕生した。

お金欲しさでいろいろ意気込んできた長女。
お小遣い制を導入することで金銭感覚以上の成長をみることができました。

娘は今日も積極的にお手伝い、
毎日毎日コツコツと1円~10円の収益を増やしていったのです。

「ママにスカートを買ってあげる」

お小遣い制を始めて数カ月

すでにコインケースには入りきらず私の使い古したポーチにお金を貯めていた娘
ある日そのポーチを私に渡してこう言いました。

「ママにスカートを買ってあげるね。」

スカートは息子が生まれてからはずっと履いていません。
(授乳のときあぐら体勢になること多数)

買い物に出ても自分に服を買うなんて最近はしてませんでした。

ディズニーランドに行くと意気込んで
たくさんの我慢とお手伝いを積み重ねてきた娘のお金。

娘の真意はわかりませんが、

わたしはこのとき身体の芯がポッと温かくなる感覚と、じんわり染み出す申し訳なさを同時に体感しました。

「ありがとう。じゃあ今度一緒に選んでくれる?」

思わずそう言ってポーチを返したけれど、私は近いうち、娘に内緒で自分でスカートを購入すると思います。

まとめ

幼いうちから金銭感覚を身に着けるならぜひともお小遣い制の導入はおすすめ

お金の価値を知らせる以上に大切なことを子どもが学ぶきっかけになります。

そしてわたしは
お金の価値を教える以上に大切なことを子どもから学ぶきっかけにもなりました。


ブラック企業な我が家の賃金体制は今日も健在
最近では3歳の次女まで

「ママ、靴並べまちた!!」←ちょっと舌足らず

と、両手を広げて催促してくるように・・。

買い物時には、小銭を多くゲットするため足りても札で支払いをする私なのでした。