「お母さん、この子虫歯になりかけていますね」
3ヵ月に一回の定期検診とフッ素塗布の日に突然告げられた次女3歳の虫歯疑惑
正直なところ
虫歯と虫歯になりかけの違いがよくわからない!
虫歯なりかけっていずれ虫歯になっちゃうの?
「虫歯になりかけのものは仕上げ磨きを丁寧にやれば改善できます」
・歯の表面にまだらの白濁がある
・歯の溝が茶色っぽい
=初期虫歯(虫歯になりかけの証拠)
優しいお医者さんはそう答えてくださいました。
次女3歳の初期虫歯を改善すべく、
その日から母と子の壮絶な歯磨き戦争が勃発したのです。
幼児の仕上げ磨きは必須です
5歳以降ならなんとなく理解できる歯磨きですが、3歳の次女にとっての歯磨きは飴を舐めるのと一緒です。
・歯磨き粉おいしい
・噛みごたえあるね
・キュアップラパパ~!(魔法の杖)
大抵が磨いてないか、磨けていないかの二択だからこそ、大人の人がやる仕上げ磨きが本来の歯磨きとなります。
意外にも見落としがちな前歯の裏
歯の付け根、奥歯の溝を中心に丁寧に磨いてあげましょう。
仕上げ磨きを嫌がる子の理由
・口開けっ放しが苦痛・歯磨きが痛い
・時間が長くて退屈
人に見えるようにする仕上げ磨きだからこそ奥歯を磨くときは大口いっぱい!
ただ口を大きく開くのだけでも嫌なのに押し寄せるブラシの感触と唾と歯磨き粉がもう不快!
たまに歯茎に当たるときや付け根部分の磨きは痛い!
力加減が難しく、動く幼児相手ではなかなかブラシコントロールできません。
まだ歯が生え揃ったばかり小さなお口をいっぱいに開くのも、痛いのも、動いちゃだめなのも耐えられないのが幼児なのです。
親:我が子を虫歯にさせたくない!
庫:歯磨きなんて大嫌い!
仕上げ磨きはイライラ(私)とイヤイヤ(娘)の戦いでした。
最悪な決戦の図(絵も対処もひどい)
3歳の子のための
仕上げ磨き対処法
・お兄ちゃん/お姉ちゃんでお手本
聞き分けの良い上の子達を先に仕上げ磨きする。ちゃんと口を開けて動かなければ痛くないし、あっという間に終わることを証明してみせます。
完了して褒めてる姿を見せれば、自分だってできるんだ!と意地になって自ら志願してくることも!
まずは仕上げ磨きそのものがどうってことないことを教えてあげましょう。
お口の開くぬいぐるみなんかも役に立つと思います。
・周りを巻き込んで先に褒める
「パパ見て!今から上手に歯磨きするよ!」「自分で口も開けるし、お利口さんなのよ」
周りの家族に協力してもらってギャラリーを作り注目の的にします。
注目され先に褒められた娘は得意顔で口を開けます。
その後も褒めながら仕上げ磨きを進行し、あっさり完了。
(娘の心の声)
・みんなに褒められて嬉しい。
・仕上げ磨きができるわたしはすごい子なんだ
嫌い・苦手なことを違う方面から好きになってもらう工夫をしてみましょう。
仕上げ磨き以外の場面でもイヤイヤ期の子には先出褒めをおすすめしています。
mikumama.hatenablog.com
・片手に丸めたゴミを仕込む
毎回同じ技が通用するわけがない!今日は一筋縄でいかなさそうだ!
時には予想を超える作戦で仕上げ磨きへの戦いに挑むこともあります。
ちぎって丸めた小さな紙を
仕上げ磨きの最中にポイポイ見せる
・口から飛び出たように投げる
・歯磨きしながら口からつまみ出したように出す
・まじまじと見る前に捨てる
DMやちらし、折り紙を小さくちぎって丸めるだけ
「ぎゃぁー!口の中ににばいきんみっけー!」
「歯ブラシで追い出すよー!」
絵本の世界の物語を実写化します。
こんなに取れたね!スッキリしたね!
仕上げ磨きのあとはゴミをサッと見せてサッと捨てるだけです。
何となく口内も気持ちもスッキリした気がする。
歯磨き=ばい菌を追い出す大切なものだと視覚的に意識させていきましょう。
ちょっと手間とテクニックが要るけど
我が娘はこの方法が一番おとなしく従い、一番効果的でした。
昨夜のばいきんはこちら
まとめ
仕上げ磨きを嫌がる子させてもすぐに動いてなかなかちゃんと磨けない
根気負けして適当に終わらせがち
意地と意地の勝負だからこそつい手に力が入って、ますます歯磨き嫌いな子へさせてしまいがちです。
優しく丁寧に仕上げ磨きを完了するために
ちょっと違う方面から歯磨きが好きになる工夫をしてみましょう。
目指せ虫歯ゼロ!
虫歯で苦労したわたしだから子どもには綺麗な歯でいてほしいと願う母でした。
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