時短勤務で働くママ VS 3人育児とちょいぽちゃ旦那

社会人歴=妻歴=ママ歴のわたしが、育児、夫婦、お金のことを書いてます。小さな発見を大切にをモットーにしたブログです。

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ごめんなさいが言えない子にも理由がある?!心を無にして待って欲しい

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お友達をぶってしまったとき
両成敗の喧嘩の果てで相手が謝ってきたとき
完全に悪いことをして叱ったとき

「ごめんなさい」を
親が子どもに促す場面はよくあります。

「ほら?ごめんなさいでしょ?」

時には無視。
時には涙をいっぱいに溜めて。

それでも言えない我が子の表情に

どうしてだろう
どう思っているのだろう
ほんとは違う何かがあったのかな?

いろいろ悩んだ経験はないでしょうか?
素直に謝る子に育てたい。

「ごめんなさい」この言葉はその場の張り詰めた空気を穏やかにします。そして今後、相手との関係を柔らかく伸びやかにしていくために必要不可欠で大切な経験となります。

わたしのそんな気持ちと裏腹に、子どもは頑なに口を閉ざします。

ごめんなさいが言えない子どもの内側にはどんな想いが隠されているのでしょうか?今日はその真相と、解決策を紹介します。


ごめんなさいが言えない理由

自分は悪くない

自我が目覚めると自己主張のひとつとして謝らない、という選択肢もでてきます。
悪さをするにしても、何かをしてしまったにしても頑なに拒否するのはこれが理由

自分は悪くない!

自分なりの理由があった。
失敗したけど、こんなはずではなかった

行動の裏にその子なりの理由があるとき
自分を守るためにごめんなさいを言えないときがあるのです。

意地になっている

悪いことをしたのはわかっている。
怒られると知っていたけどやった。

だけど、謝るのだけは嫌だ!

反抗期に入ると、なにもかもに反発したくなります。
ごめんねの気持ちより、絶対謝るもんかにテーマがスイッチ

どうしてこうしたのかを振り返ることよりも、焦点はいかに謝らないで済むかに底意地をかけているのが原因です。


今は言いたくない

涙を浮かべているのに
反省しているようなのに
なぜか出てこない「ごめんなさい」の言葉

もうこの表情を見るだけで気持ちは伝わっています。

今は言いたくない。
ただそれだけ。


子どもの心の中でもいろんな葛藤をしています。

しつけとして
優しく理由を説明したり、時には厳しく教え聞かせるときもあります。

思っているだけでは伝わらない。

そう実感する場面を大人の私たちはいくつも経験してきました。
その子にとって例え「ごめんなさい」の言葉でも声にするのは今後とても重要なことになっていきます。

ママなんかあっち行け!

こないだ三歳の娘に言われた衝撃の一言
きっかけはいつもの日常の流れだったように思います。

「ほら、ちゃんと座りなさい」と声かけした私に向かって

「ママなんか大っ嫌い!あっち行け!!」
三歳とは思えない暴言を吐いたのでした。

いつもの私なら鬼のように叱っていたはず、そしてイヤイヤ反抗期の娘も意地になって謝らないはず

ひどい親子喧嘩になることは安易に予想できました。

一瞬カッとなる気持ちを飲み込んで今までと違う対応をしてみることにしました。

このときのわたしは
優しく諭したり、注意することもしませんでした
厳しく叱ることもしませんでした

ただ黙って、何事でもないように娘にかまうのをやめました。
だからといって冷たくするわけでもあからさまに不機嫌な顔をするわけでもありません。

じっと座って一点して机をじっと見て動かなくなった娘

すると数分後
「ママ、ごめんね」と涙を浮かべて謝りにきたではありませんか。
「いいよ」と抱きしめた瞬間にワンワン泣き始めます。

注意して促しても、時には強く叱ってもテコでも動かない娘が、初めて自分からごめんなさいが言えた瞬間でした。

ごめんなさいが言えない子
心を無にして待ってほしい

・子どもに考えさせる時間を与える
・自分を落ち着かせることができる
・綺麗にリセットする機会が作れる

もし、気持ちや時間が許すのならぜひ心を無にして待ってください。

子どもはその間に、
自分がやったこ
自分が感じたこ
そして相手が感じたことを振り返り、想像するようになります。

傍にいる私たち親も
イライラする気持ち、すぐに正したい気持ちを一度クールダウンすることができます。

時には、その過程で子どもの気持ちに気付き、ハッとさせられることもあるのです。
もしかしたら私が我が子に謝るべきなのかもしれない。
そう思って子どもにごめんなさいすることもあります。

子育てが上手くいかない、そう感じたときはあえて心を無にして結果を急がないことが大切です。


お互いの心が落ち着いたときに導き出せた
心からの「ごめんなさい」は
今後もしこりを残すことなく綺麗にリセットし、絆を強くさせるのです。

まとめ

必ずしも謝らせなくていいかもしれない
何もそこまでしなくても

どこまでを許して
どこまでを譲らないか

子育てをしていると自分の「しつけ」の線引きに不安になることがあります。

・命にかかわること
・相手を傷つけること

例え子どもなりの理由があったとしても、この二つだけは許さないと諭て子育てしています。

「ごめんなさい」が言える子は
強く、たくましく、優しく成長するためのはじめの一歩です。

mikumama.hatenablog.com

もし、何をしてもごめんなさいが言えない場合、ぜひ根気強く待ってみてください。

考えさせるため、張り詰めた空気感のまま互いに心の中で振り返り、整理してみましょう。

子だけでなく私たち親にとっても気づきになり、成長になります。