家のことを請け負うわたしに夫は優しくて
育休期間中はなんとも平和で穏やかな毎日でした。
あまりにも平和すぎて本当はもう少しこのままで居たいとも思ったのも事実
それでも金銭面、待機児童問題を含め
我が家は息子を生後6ヵ月で保育園に入れることになりました。
ずっと罪悪感を感じていた
共働きと3人育児
まだハイハイもしない、むしろ何にもできない分からない乳児を保育園に預けるなんて可哀想生後間もない息子はもちろん、第一子の長女の頃からわたしは子どもを保育園に預けることに罪悪感を感じていました。
・子どもは親の愛情で育つ
・幼いころが一番大事
・三つ子の魂百までなのよ
決して高収入ではない我が家にとって共働きは生活するための最低条件です。
そこらへんに飛び交う言葉は正論だからこそわたしの胸を締め付けました。
・誰よりも早い登園
・誰よりも遅いお迎え
・ご飯お風呂を済ませたらすぐに寝かせる毎日
我が家の場合、働くことで子どもに愛情を注げる時間が極端に少ないのです。
家庭学習どころか絵本を読んであげる時間すら惜しい時もあるほど
こんなお母さんでごめんね。
なんとなく振り返るたびこのままでいいのだろうかと罪悪感を感じながら過ごしていました。
子どもを保育園に入れるメリット
それでも、もちろんメリットはあります。保育料はかかるけど、働ける分金銭面での充実は大きい。
でもそれ以外にも感じたこと、預けて良かったと思う場面はたくさんあります。
子どもの栄養面を四六時中気にしなくて良い
緑の野菜が何品目、お肉やお魚もあげるようにしなきゃ!離乳食は初期食からいつ中期にしてあげたらいいんだろう。
もし、朝・昼・晩子どもの食事を用意するとなればいろいろと気になるのが栄養面です。
正直な話現在、保育園があるからまぁいいか!と気構えずに済んでいます。
長女が朝シリアルや菓子パンだけを欲しがっても
次女が夕ご飯のほとんどを残したとしても
息子の離乳食が思うように進まなくても
無理してでもあげなきゃ!と意地になることがありません。
子どもの気持ちは子どもにしかわかりませんが、
お家では食べたがらない生野菜も保育園ではパクパク食べるっていうから不思議!
食事、栄養面でこの子を健康にさせるのは私しかいない!というプレッシャーがなくなります。
保育園のおかげでプロの栄養士による食事が毎日1食保証されてる安心感はすごい!
息子の離乳食の相談ができるのもメリットです。
現在、一人前食べても足りない!とぐずるほど中期食が好調に進行中!
集団生活の中でしか見られない子どもの一面が知れる
家にいる我が子はまんま欲望むき出しの我が子です。すぐ甘えるし
すぐ怒るし
すぐ泣くし
わたしにとって我が子はいくつになっても子どものまんま。
わたし対こどもの関係はいつどんな時でも変わらない関係ですが、集団生活の中の子どもは親が思っていた我が子の性格とは違う一面が見れたりします。
弟の面倒見が良くお世話好きな長女5歳は、幼稚園ではいたずらばっかりの問題児だったり
噛む叩く家出する、の破天荒次女3歳は保育園ではおままごとが大好きなおとなしい女の子なんだって(人違いと思って3度は確認したよ)
あら、そんな一面もあったのね。
新しい気づきにもなるし、ちょっと違うなと感じたら家での接し方にも工夫ができます。
子どもの心の変化が見えやすい
家にいたらどこかでかまけて気づかないことも先生やお友達との関わりを通して知ることができます。
行ってらっしゃい!と言ってもらえることの嬉しさ
「行ってらっしゃい」この言葉はわたしがいつも家族に言う言葉です。
少なくとも、進んで家族に言われた記憶はありません。
仕事に向かう夫の大きな背中
リュックを背負う小さな我が子の背中をこの言葉と一緒に何度見送ったことでしょう。
ある日、先生が息子の手を持ちわたしに振りながらかけてくれました。
「お母さん、お仕事頑張ってね!いってらっしゃい!」
小さなことだけど
くすぐったくて嬉しくて温かい。
応援してくれる、見送ってもらえるってこんなに頼もしいことだったんだ。
復帰直後で気が張っていたわたしにとってこの言葉は救いとなりました。
働かないといけない重圧、預けることの罪悪感、緊張の糸が一気にほぐれ、会社に向かう途中でなぜか涙が止まりませんでした。
よし、仕事がんばろう
がんばって、早くお迎えにいってあげよう
どこからかパワーが漲るきっかけにもなったのです。
まとめ
長女、次女は1歳から息子は生後6ヵ月から
保育園に預けたわたしは、
・朝ごはんを毎日丁寧に作っていません
・子どもと遊ぶ時間もありません
・子どもの目にはガミガミお母さんになっていることでしょう
ですが保育園に入れることで
母としてのプレッシャー、仕事へ向かう罪悪感、妻としての敗北感を少しずつ上手く消化できているような気がします。
仕事に没頭して、いろんなことに盲目になっていた初期と今とは全然違う。
早く仕事を切り上げて子どもたちと遊ぶ時間が楽しいし、手がかかる子どもに手間をかける時間が愛おしく思うほど子育てにゆとりを持てています。
預けることに罪悪感なんて感じないで!
・笑顔で夫を送り出すことの大切さ
・子どもの内面の変化を知るためのきっかけ
・ママがママらしくいるための気持ちの安定
保育園はいろんな意味で良い受け皿になってくれるはずです。
今日も一日がんばろう!
平日の中盤、億劫な木曜日!
今日もあなたにとって充実した日になりますように。
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