仕事がうまくいってないから家庭もうまくいかないのか
家庭がうまくいってないから仕事もうまくいかないのか
とにかく全てが散々でした。
わたしの良きパートナーであるはずの夫にも不満は募る一方。
仕事なんて辞めてしまいたい
この際、家事と育児に理解のない夫と離れて暮らしたい!!
わたしって追いつめられると突拍子もないことばかりが思いつくから厄介です。
仕事も家事も育児も中途半端
今日は仕事ここまで終わらせたいけど、そしたら保育園のお迎えが間に合わないや。もう帰ろう。あ、雨降ってる。洗濯どうしよう
今日も寝かせるのが遅くなっちゃった。絵本の読み聞かせはまた今度しよう。
やりたいことのほとんどが叶わない。
仕事、家事、育児のどれもが中途半端で、達成感の欠片もありませんでした。
仕事をバリバリこなすキャリアウーマン
アイロンがけで幸せを感じる素敵主婦
寝る前の読み聞かせで親子団らんを楽しむママ
そんな風になりたかったな。
理想とはほど遠い自分の姿が惨めで空しくて辛くて仕方ありませんでした。
苦しさを夫に分かってほしくて
もっと協力してほしくて
どこかで労ってほしくて
「今、仕事が本当に大変なの!!保育園のお迎えたまには行ってよ!!」
「朝もっと早く起きれないの?!」
目を吊り上げては訴え続けていました。
夫に変わってほしい!家出して気づいた大切なこと
毎日、毎日夫に訴えているのに、夫は変わりませんでした。相変わらず、朝はゆっくり起きて自分の準備だけして出て行ってしまうし、夜は仕事疲れ任せにすぐ寝てしまいます。
変わるどころか、この時期から会話は減りました。
顔を合わせれば不満を吐きだすわたし
理由をつけては家庭から離脱を図る夫
この日も飲み会に行こうとする夫を前に怒りが爆発
わたしは子ども3人を放って家を飛び出しました。
1人に憧れていたわたしが1人になって気づいたのは
なんでもできるはずなのに、なんの気力も沸かない
家族をないがしろにして得た時間を満喫するなんてできませんでした。
正直これなら中途半端であろうと子どもに関わっていたほうがマシでした。
わたしは夫を変えたいんじゃない
わたし自身が変わりたいだけだったのかも。
完璧にこなして自分が達成感を感じるように周りや夫に働きかけるよりも
「仕事も家事も育児も中途半端でもまぁいいか」と、
笑って過ごせる余裕のある人間になってしまった方が遥かに楽なことに気付いたのです。
自分が変わると相手も変わる
家に帰って、自分の思いを夫に伝えました。
ついこないだまでの怒り任せな伝え方とは違います。
わたしは家族が一番大切なこと。
そのためなら仕事はセーブしてもいいと思ってること。
あなたと子どもたちと笑って過ごすことが目的であり目標であること。
感情より愛情
嬉しい、楽しいはそのまま表現したとしても
悲しみや怒りは感情のままに伝えると吹き出して止まらなくなってしまうことがあります。
「ありがとう」
「助かった!」
「あなたのおかげ」
夫を変えようと働きかけるより、自分の中の中途半端な家事・育児・仕事にたいする罪悪感を捨ててしまうことで自然と会話が優しくなりました。
すると、夫は朝少しだけ早く起きるようになったし、夜はわたしがパソコンをする横でのんびり寛ぐようになったのです。(今までは飲み会または別室で就寝)
夫婦の会話が一気に増え小さな悩みや不満は大きくならずに済みます。
どういうわけか、中途半端なことも穏やかにやり過ごせるようになりました。
仕事はこれだけできればいいや。
→少しのことにも満足できるようになったし
あ、雨だ。ラッキー
→洗濯一つを諦めることで得した!と思えるようになりました。
もうこんな時間!早く寝かせなきゃ
→そう思いつつも真っ暗にした寝室であ娘たちとわたしの小さなおしゃべりが花を咲かせます。
今の在り方に悲観するよりも、どうせしばらく続く子育て奮闘記
もっとお気楽に過ごしてしまったほうが丁度いい!
丁度いいこの熱量が自分も相手も優しくさせます。
夫を変えるにはまず自分の罪悪感を捨てること。
あなたの1日が今日も笑顔でいっぱいになりますように。