結構体力には自信あったんだけどな。
持病はあるけどめったに風邪なんかひかないわたしが、久しぶりに卑屈になったときに日を振り返ってレポートします。
高熱中のわたしの脳内
寒気を何となくごまかしながら仕事を終え、子どもたちを迎え帰宅したときに一気に身体の糸が吹っ切れます。「も、もう無理」
検温すると38.6℃
それでも寒気は止まらずその後一気に39.0℃にまで上昇します。
子どもたちの足音が身体に疼く、寒すぎてご飯作ってる場合じゃない!
諦めて布団にうずくまって目をつむると
今日の仕事の内容がグルグル回って吐き気を催す
明日の仕事のスケジュールがグルグル回って吐き気を催す
とりあえず起きて気を紛らわそうにも
目の前ではしゃぐ子どもたちの姿をみて頭痛がする
TVに映るタレントたちがわたしをあざ笑っているかのように見えてイラつく
高熱のせいでイカれてました。
何も言えない、何もできないくせに脳内はいっちょ前にフル回転してるから高熱に併発して吐き気と頭痛が襲うようになります。
ママの体調不良一つで家族は崩壊寸前
晩御飯が用意できない一緒にお風呂に入る人がいない
しかるべきときにしかる人がいない
ママの存在ひとつ家から消えるだけで家庭の空気がガラッと変わります。
いつもはお風呂号令をかけるとなぜかかくれんんぼが始まる娘たちが、何も言わずソファに倒れ込んでるわたしの前におしりをだして大暴れしています。
長女のおしゃべりが止まりません。
考えを改めてしっかり向き合おうと決めた「聞いて聞いて攻撃」ですら頭にドリルを刺される勢いです。
何より、
いつも冷静沈着な夫がかき乱されている。
子ども三人のお風呂、お着替え、寝かしつけ
温厚な夫に破天荒な娘たちが言うことを聞くはずがなく、ドタバタドタバタ
ゾンビ化したママを前に不安気な乳児が大泣き!
何一つまとまらない状態はまるでジャングル
ママは家族の司令塔
嫌われ役もまとめ役も進行役も一気に引き受ける!
毎日そんな役ばっかりでうんざりしてたはずなのに。
何の役にもなれない状態になってはじめて、自分の母として妻としての存在意義の重要性を感じました。
我が子1人が体調悪くなるのなら、この子を看病しながらも他の家族はいつも通りに過ごせるけれど、
ママが調子悪くなると家族全員がいつも通りじゃなくなります。
ママの健康は家族の平和
なにがなんでも自分の身体を優先しなければならない理由がそこにあります。
3日で回復しました
実は風邪の引き始めは寝れば治るだろうで安直に過ごしたんですね。悪化して市販薬飲んだら効かなかったんですよ。
意を決して病院に行ったらもらった薬を服用後3時間で回復しました。
結局、その間子どもとのスキンシップは減ったし、
仕事に家事、育児、二重どころか三重責務を負った夫からは疲労の顔が浮かばれます。
あぁ悪い事をしちゃったな
子どもが熱を出したら大袈裟なほど心配しちゃうのに、自分のことになると軽視しすぎていたように思います。
自分自身を大切にすることが家族への愛に直結します。
大人になって風邪引いたらとりあえず素直に病院に行こうと思いました。
自然治癒なんてアホです。
文明開化、医学の進歩・発展をに大いに感謝しましょう。
まとめ
役立たずで過ごした3日間いつも寝坊の娘が誰よりも早起きしてわたしのおでこを触りにきます。
子育てに奮闘してて夫婦の会話、労わりの言葉ひとつなかった夫だったけど、ハードディスクの中にはわたしが寝込んでる間に見逃したTVドラマ(わたしだけドハマり)の録画でいっぱいでした。
わたしの健康が家族の平和!
完全復活した今、より自分自身を大切にしようと思うきっかけになりました。