わたしももう立派なアラサー
仲の良い友達とはそれこそ頻回に会うので懐かしくもなんともありません。
でもそれ以外の友達って本当に卒業以来で12年ぶりだったりします。
実はギリギリまで行くかどうか迷っていました。
むしろ、もう行かないでいっかとさえ思っていました。
結果的には参加したのですが、
「行って正解だったな。」
とスッキリした気持ちで今を過ごしています。
わたしが同窓会に行きたくなかった5つ理由
1.会費が高い
一次会の会費が¥6,000ってどういうこと?!五人家族の我が家でもはま寿司二回行けちゃう金額です。
西松屋なら子ども服を6着以上買うことも可能でしょう。
やり繰りの中で6,000円を浮かすのは至難の技なのに使うのってあっという間です。
家庭を持ってから自分のためにお金と時間を使うのがどういうわけか惜しい!
家族の中で1人だけで6000円使っちゃう引け目もありました。
例え会費が3,000円だとしてもわたしは同じ理由で悩むでしょう。
2.会場が遠方
わたしは結婚してから地元と離れたところで暮らしています。・日帰り希望
・運転だからお酒は飲めない
・一次会のみの参加
場所が遠いってだけで開催時間よりも移動時間のほうが長いのがネックです。
3.下の子が乳児
息子はまだ1歳でおっぱい離れができていません。離乳食も進んでいるし、ミルクだって飲むけれど普段保育園以外の日は常にわたしと一緒です。
小さい子を家に置いてママが夜お出かけって常識はずれかな?
パパはちゃんと子どものお世話をできるかな?
1歳の息子に合わせて3歳5歳の娘もいる我が家では夫婦のどちらかが欠けるときほど戦争が勃発します。
4.高校時代から比べると5㎏太った
デブになったのが嫌デブになったと思われるのが嫌
制服の腰の部分を折り曲げてミニスカートを気取って歩いていたあの頃のわたしと今のわたしは打って変わって別人です。
3人産んでお腹はぽよんぽよんだし、ファッションのファの字は地球の裏側までお散歩中です。
服はユニクロかGU。ショップ店はもう怖くて試着すらしたくありません。
あのドレスもこのスーツもなんだか今は着こなせない。
クローゼットの服を出してはみたけど、どれもピンとこない上サイズアウト
参加することを想像した瞬間から勝手に自分で興ざめしていました。
5.仲の良い友達は今も頻回に会う
冒頭にも書きましたが、仲の良い友人たちは同窓会などせずともかなり頻回に連絡を取りますし、会おうと思えばいつでも会えます。その中でわたしはいつもフレッシュできているし楽しめているのだから、わざわざ同窓会に参加しなくてもいいかもしれない。
高校時代に出会えたこの友人たちが今もわたしの人生に繋がっているからこそ、その他大勢の人たちがいる同窓会に行く必要ないんじゃないの?
わたしは今のコミュニティで満足しているのだからそれ以上は必要ない
そう思っていました。
同窓会に行くメリット
・大概みんな太ってるし剥げてる・変わらないことよりも変わったギャップがより楽しい
・今は繋がっていなくてもあの時流れた時間を共有できる有り難さを知る
考えあぐねて結果、同窓会に参加したのですが行って正解でした。
自分の服装や変わり果てた姿をさらす恐怖があったのですが、みーんなあの頃より太ってるし男性に関しては剥げてたりする人もいます。
逆に当時も変わらず綺麗な人は「やっぱ次元が違うのね~」と笑って割り切れるくらいその他の部類が多勢です。
あの時はこうだった。そういえばこういうこともあったよね。
たわいのないおしゃべりをただ永遠に繰り返すだけ。すっかり忘れてた記憶や想い出が蘇り心の底から懐かしく愛おしくなりました。
「卒業式の日までには黒染めしてこいよ」と先生に言われていたにも関わらず、結局なんもしてこなかった茶髪のわたしが卒業式にでれなかったエピソードをわたしはすっかり忘れていたのに当時の友人たちはしっかり覚えていました。
今のわたしは成長したのではなく、
いつも誰かに成長させられていた
あの時の勉強仲間
あの時の恋バナの相手
あの時のなんでも話せる友だち
わたしは今のコミュニティで十分に満足していたけれど、
自分の思っていた以上の人たちと関わり合い、支えられてきたのだと実感しました。
そいえばこんなこともあったよね。
あぁあの頃のわたしはこういう人間だったんだな。
あ、このとき彼女の言葉で救われたんだった。
たった二時間の同窓会。
お酒もなし。
帰宅までの距離も遠い。
高速に入った車の中で当時の懐メロなんかを流してふっと思い出に浸りまくったわたしです。
まとめ
帰宅後の家の中はごちゃついているし、息子は待ち構えていたように泣き喚いてわたしにべったりくっつくし、明日の仕事もモリモリいっぱいいっぱい!
だけど、なぜか
「大丈夫!」
と根拠のない安心感とやる気に満ち溢れています。
送り出してくれた夫には感謝しかありません。
娘の寝相は相変わらずすさまじくて笑ってしまいます。
息子の夜泣きはふにゃふにゃ泣くので可愛いです。
わたしは、知らず知らずにいつも誰かに助けてもらっています。
ちょっと億劫、行きたくないと思ってた同窓会で、気持ちの整理がついた今日のわたしです。