「お母さん、いま保育園でしらみが流行っていて。○○ちゃんは今のところ大丈夫ですがくれぐれも注意してみてください」
えぇ?!シラミ?
こんな冬の時期に?!
先生も大丈夫っていってるし、今のところは平気よね。
娘をお風呂にいれるべく、髪を掻き上げた瞬間
・・・シラミおるやんけ。
シラミは不潔にしてるからではない!
・高温多湿を嫌うシラミは秋から冬にかけて流行る・保育園での集団生活では蔓延しやすい
・幼児だとくっついて遊ぶので感染しやすい
毎日シャンプーをしていたし、もちろん毎日清潔な服を着せていたし、晴れた日はお布団だって干していた。
まさかうちのこの頭にシラミがいるなんて!
大大大ショック!
虫大嫌いなわたしはもはや、娘の髪を洗うのにも嫌悪感モリモリでしたがこうなったらやるしかありません。
娘の頭の状態からまだ感染して初期の段階だと推測。
夜も遅かったのでまずは応急処置で切り抜けます。
実は可能!?実質0円でシラミを駆除する方法
条件:シラミに感染して初期段階であることこめかみ、耳の後ろ、おでこの生え際、うなじの一部に2、3個程度の卵があるくらい。
まだ頭全体に成虫したシラミが少ない状態です。
・卵を全部取り除こう!
フケとは違って、シラミの卵は髪の毛の根元にしっかりくっついていてなかなか取れません。爪でうまく髪の先から引き取るように卵を取り除きます。
間違っても頭の上で潰さないようにしましょう。(散ります)
濡れたティッシュに置いて後でまとめて捨てるか、焼くといいです。
卵の除去は、これ以上シラミを増やさないための大切な基礎です。
・普通のシャンプーをめいっぱい泡立ててラップし五分以上置く
・頭を十分お湯で濡らす・シャンプーを根元から泡立てこすり洗いする
・泡立てた状態でラップをししばらく放置する
成虫したシラミを窒息死させましょう。
アルコールを含む昔からのシャンプー(安いもの)はより効果的なんだそうです。
または男性がスタイリングのときに使うヘアジェルを頭皮に塗り、しばらくして洗い流す方法もあります。
とにかくアルコール成分がシラミにとって大敵!
娘の頭を洗うときにかさぶた?あざ?ほくろ?のような小さな点があってよく見るとこれが成虫のシラミであることに気が付きました。
虫嫌いなわたしでもこのときは怖さ以上に母としての闘志が燃えます。
ピッとつまんで除去。
思ったより卵よりも取りやすいし、慣れたらアリを殺すレベルで簡単です。
ドライヤーでしっかり乾かす
頭シラミは55℃以上の熱に弱く、5分以上晒されると死んでしまいます。成虫がもしかしたら死んでくれるかもしれないし、動かない卵に関しては見つけやすくなります。
しっかりドライヤーを使って乾かしてあげましょう。
乾いた髪なら分け目も綺麗に見えるし、頭の状態を把握しやすく今後の対策にも繋がります。
また、家族への二次感染を防ぐために、
・同じタオルは使わない。
・寝床を分けるもしくは我が子の寝る場所に当て布をしてあげる。
・こまめに掃除機をかける。
などが大切です。
頭シラミを最短で駆除する方法
実質0円で駆除する方法は確かにありますが、それに使う労力と時間は計り知れません。蔓延を防ぐ、感染を防ぐには駆除するスピードが一番の決め手となります。
・専用くしで卵をラクラク除去
ステンレス製の梳き櫛はするする髪を流れて卵だけがちゃっかり取り除けてしまう優れもの。
幼児は集団生活の中で過ごす子どもはシラミへの感染も他人事ではないからこそ、何度も使いまわせる梳き櫛はおススメです。
・スミスリンシャンプー
櫛とセットならより確実!
泡立ちは良くないけど、成虫したシラミには効果抜群です。
シャンプーをしたら5分以上置いて流します。
卵には効かないためスミスリンシャンプーは毎日やるのではなく2、3日置きにするのがおすすめ。
卵から孵ったシラミを徐々に死滅させていきます。
我が家はまだ初期だったため梳き櫛とスミスリンシャンプー対応で1週間で完治しました。
念のため長かった髪も洗いやすい清潔にしやすいようボブにカットしました。
今後も集団生活で過ごすのだからせめて早く完治させ周りに迷惑をかけないようにしよう!
頭シラミを駆除する方法はいくらでもあるけれど、
早く快適な状況を我が子に取り戻させてあげたい、余計な気を使うのも嫌。安心したいと思ったときには早期発見早期解決がカギとなります。
おわりに
初めて我が子の頭からシラミを発見したとき親のわたしにとってはショックすぎて恐怖すぎて落ち込みました。でも案外子どもはあっけらかんとしてるものです。
「あ、○○ちゃんもシラミなんだって♪」
「卵?見せてみせて!!」
「シラミ!見たいみたい!」
我が家のショック大事件がどういうわけか子どものおかげで一種のイベントのように明るく過ぎ去りました。
そしてわたしも虫への耐久性があがり母として強くなった気がします。
幼児のシラミは不潔だからではない!
適正な処置と対策、予防をしてしっかり治していきましょう。