冬になってくると
冷蔵庫保管のぬか漬けを混ぜるのって結構キツイですよね。
あまりの冷たさに手がしびれて、指がかじかんで
上手く混ぜることができない!!
何度も手をぬかから離しては、突っ込みを繰り返し、ようやく今日のぬか漬けのお手入れが終わりました。
そういえば、冷蔵庫でぬか漬けを保管する場合
かき混ぜる頻度や時間ってどのくらいなんだろう?
そもそもかき混ぜ方ってこれであっているのかしら??
今日はぬか漬けの基礎、ぬかの混ぜ方、頻度、かき混ぜ時間を紹介いたします。
ぬか漬けの混ぜ方、頻度、かき混ぜ時間
混ぜ方
表面と底をごっそり入れ替えるようにして手のひらですくい掘えいあげます。容器の口が小さかったり、3㎏以下の容量のぬか漬けはかき混ぜるとぽろぽろこぼれやすくなってしまうでしょう。
小さい容量のものなら野菜を漬けるとき、取り出すときのタイミングでしっかりかき混ぜができてることが多いので、そこまで丹念に混ぜる必要はありません。
冷蔵庫保管の場合だと、かき混ぜるときにカチカチになって大きなダマで掘り起こされることがよくあります。
上下を入れ替えた後は指先で一度ぬかのダマをほぐしてぬか全体に空気が触れるようにして表面を平らに抑えつけます。
1.上下を入れ替えるようにして混ぜる(小さい容量のものは不要)
2.全体のカサを均等にする
3.空気を抜くようにぎゅっと表面を抑える
4.容器の側面、蓋についてしまったぬかは綺麗にふき取る(カビ予防)
頻度
冷蔵庫保管の場合、ぬか漬けは毎日混ぜる必要はありません。野菜を漬けない日は2~3日程度ほっといても平気です。
ここだけのはなし、わたしは1週間放置したことも・・・。
もともと冷蔵庫で保管するぬかは発酵が遅くなるため、お野菜を漬けるときも常温のぬかよりゆっくり漬けあがります。
よくあるぬか床の漬け時間より気持ち長めに発酵させる
寝かせるときは2~3日程度ぬかを休ませる
そうすることで乳酸菌が増殖し、美味しいぬか漬けが仕上がっていきます。
かき混ぜる時間って何分くらい??
ぬか漬けを混ぜるとき何分、何回というルールはありません。ただ言えるのは混ぜすぎてどうにかなるものではない、ということです。
心ゆくまで混ぜましょう。
ちなみにわたしは1分くらいでした。
容器の角、底のぬかなど、混ぜ残しのないよう気をつけていれば大丈夫です。
そしてほぐすように混ぜた後はしっかりと空気を抜きながら押さえ、表面をきれいな平らにして容器の内まわりに付いたぬかをきれいに拭き取っておきましょう。
冷蔵庫保管のぬか床をより美味しくする方法
今日のわたしのぬか床です。
週末、お天気も涼しく部屋の中の温度も冷暖房を入れずとも過ごしやすい環境です。
かき混ぜたあとはお野菜を入れず冷蔵庫からだして日陰に移動。
冷蔵庫保管のぬか床をより美味しくするために
2週間に1度くらい、1~2日常温に戻しましょう
・常温に戻す
・野菜を漬けない
・乳酸菌の増殖効果
保存環境の温度が低い冷蔵庫保管は菌の動きがにぶくなるのを防げません。
漬け時間を長くする、いつもより長く寝かせることは鉄則として、
時々常温に戻して菌の増殖を促しましょう。
まろやかな酸味のある美味しいぬか漬けが出来上がるための秘訣です。
おわりに
夏に始めたわたしのぬか漬け生活ですがようやく板についてきました。
大根が苦かったり、めちゃくちゃ美味しくできたりを繰り返して安定したぬか作りができるようになったと思います。
冷蔵庫でぬか漬けをするときってどうするのがいいの?混ぜ方、頻度ってどのくらい?
ちょっとしたポイントもあるのかな?
・上下を入れ替えるように混ぜる
・2~3日に1回混ぜる程度でも大丈夫!
・時々常温に戻してね!
美味しい冷蔵庫保管のぬか漬け生活をはじめてみましょう