ほんの少し
独り言
どうしても忘れたくないので
今日は備忘録にブログに残しておこうと思います。
先日5歳のお誕生日を迎えた次女
昔からとても勝気で超がつくほどのお転婆さん
あまりに強情すぎるからわたしもパパももちろん、おじいちゃんやおばあちゃんも預かりを拒否するほどの問題児です。
娘は保育園が大嫌い
mikumama.hatenablog.com保育園・幼稚園に行きたくない子の特徴は大雑把に2パターンあって
・とりあえず行ってしまえばなんともない子
・行ってもずっと楽しめない子
娘の場合、完全に前者でひとたび教室に入ってしまえば全く問題なく楽しめるのに
どういうわけかそれまでは保育園の玄関から石のように動かなくなる子でした。
時にはわたしが時にはパパが
抱っこしてオンブして、優しく手を引き言い聞かせて
何度も何度も笑顔でバイバイを心がけてきた5年間は
成功という成功を今まで一度もしたことなく過ぎた5年間でした。
小学生になる娘を玄関で送ったあと
パパとわたし二人で次女の幼稚園、長男の保育園へと向かう
次女は今日も泣きながらしつこい粘着テープのように体に張り付いてきます。
そしてこれを先生やパパとタッグを組んではがすのを日課にわたしの一日が始まるのでした。
幼稚園嫌いの娘が笑顔でバイバイできました
今日は幼稚園の卒園式
年中の次女は今年小学生になる年長さんたちを見送るため式服での登園です。
パリッとアイロンをかけた白シャツに
レーヨンがテカテカ光る黒いスカート
めったに着ることのない式服に主役でもなんでもない娘は浮かれています。
「お姉さんみたい?」
結った三つ編みを何度も鏡で確認しながら娘の顔は晴れやかです。
いつもの登園への道のりは
ちょうど朝日が背中に当たって
手をつないだわたしと娘の姿がアスファルトに長く大きく描かれていました。
「お母さん、今日わたしひとりで行くね。」
娘がおもむろにそう言いました。
玄関に到着
ちょっと不格好に靴を脱ぎ、ほんの少しわたしの姿を確認した後
宣言通り、娘は手をふりわたしに向かってこう言いました。
「バイバイ~~!」
長くてめんどくさくて苦労した娘とわたしの登園生活
思ったよりもひょんなことから
そしていともあっけなく問題が過去になっていく
娘は自らわたしの手を離し、そしてワクワクした顔で教室へと向かっていきました。
おわりに
保育園のときから一貫して
幼稚園になってもなお学校へ行くのが大嫌い
幼稚園嫌いの娘が今日笑顔でバイバイできました
朝にまとわりつく娘の身体をひっぺ返して始まったわたしの一日でしたが今日はとても静かで穏やかで。
そしてとっても寂しいです。
だんだん手がかからなくなっていく
だんだん自分で選択してそして自分で進んでいくようになる日が増えていく
たった今呼び止めて引き寄せたくなる衝動を抑えながら
娘の成長を見守った今日のわたしです。
明日また駄々こねる娘に戻ったとしてもきっと今度はより可愛く思えることでしょう。
ほんの少し面倒で難儀で
でもとっても愛おしい育児のきらめきを見つけよう。
センチメンタルな今日のわたしの雑記なのでした。ちゃんちゃん