「ハイ!ハイハイ!はぃ~!」
2歳の姪っ子が、おもちゃの電話で頭をペコペコしながらハツラツとお話しています。
思わず笑っちゃった!
だってその姿、
営業職で外回りしてる姪っ子のパパそのものだったんだもの。
子どもって親のことよく見てるよね。
言葉使いで家庭が知れる!むしろ行儀や学業は家庭環境にさほど影響を受けない
行動もそれなりに、お友達の子をみていて、自分の子を見ていて感じるのが、言葉づかいで家庭が知れる、ということです。
お行儀や挨拶ができるのはしつけが行き届いているから?
お勉強ができるのは、良い教育環境が整っているから?
実は家庭環境の良さと子供の性質、勉強の不出来は関係ないように思えます。
何をせずとも一般的な常識や教養はある程度の年齢になると一通り足並みが揃ってきます。
幼少期は大好きだった子供のハッピーワード「うんこ!」や「ちんち●」は小学生になるころには乱発しなくなるし、定期的に訪れるテストや受験などのイベントを前に子どもは自発的に勉強しようとする機会にも恵まれます。
家庭環境やしつけの有無とは関係なく子供の本質で破天荒な子はいるし、
塾や習い事をせずとも賢い子がたくさんいます。
常識や教養だけで家庭は知れません。
家庭は子供の言葉使いや口調によく表れます。
「すごいね!上手だね」
人を褒めることができる子は家でよく褒められています。
「ほら、おいで。ちゃんと手を繋いで」
小さい子の面倒見がいい子は妹/弟のがいるし、お母さんのお世話の様子をよく観察しています。
おしゃべり上手な子は、家で誰かがお話をよく聞いてあげている証だし、
なんでも知ってる物知りな子はその子の「なんで?」に真摯に答えてくれる人がいるということが分かります。
「はぁ~疲れた。」幼稚園から帰ってきただけなのに、気だるげに話す子どもに驚いたことはありませんか??
子供の口調や言葉使いは親の鏡です。
あら、この子わたしの話し方にそっくり!
もしかしてわたし、最近「疲れた疲れた」ばかり言ってたかもしれない。
子供の口調、口癖に気づいたときいつもハッとさせられるのです。
子供の叱り口調に耳をすませよう
自分の家庭は今どうだろう?
わたしは良いママできているのかな?
我が子はちゃんとお友達と仲良くしているだろうか?
毎日忙しく過ぎてく育児の中で
自分の目が行き届かない子供のコミュニティの中で
ほんの少し立ち止まる機会があったらぜひ、注目してください。
子供の叱り口調に耳をすませよう
「こら!」
「もう怒ったよ」
「いい加減にしなさ~い」
「もうお外に出る?!」
背伸び盛りの次女はままごとをしてるといつもママ役を買って出ます。
困ったことに次女のやるママはいつも怒ってばっかり・・。
その口調はどこかボリュームが大きく、とてもきつく聞こえるときもあります。
思えばわたし、次女を叱ってばかりだったかも。
次女のママの叱り口調の真似が荒々しければ荒々しいほどわたしは落ち込み反省するのです。
大人びた口調や、
甲斐甲斐しくお人形のお世話をする姿
普段の何気ない真似っこには心がほっこり癒されます。
でも改めて観察してみると、ふとしたときにでる子供の怒った時の口調、叱ってるときの真似っこでさえ自分の日ごろに酷似していることがあります。
ついつい感情的に叱ってはいないだろうか?
気づいていないだけで、本当は子どもを傷つけてはいないだろうか?
冷たく突き放したままにしていないだろうか?
我が子は鬱憤を払うかのように全く同じ言葉を何かにぶつけてはいないだろうか?
わたしは子供の口調は親の鏡
子供の言葉使いで家庭知れるとつくづく痛感しています。
ある日の我が家
小学1年生の長女は朝が苦手。いつもお友達が迎えにくる時間ぎりぎりに準備が完了します。
わたし「ほら〇〇(長女)!のんびりしすぎたら遅刻するよ!友達迎えにきたらどうするの?」
長女「うん。さっきからそれをずっと懸念してる。」
懸念(けねん)・・・気にかかって不安がること。心配。
どこで覚えた・・・・!?!
反省することの方が多いけど
子どもの真似っこ口調に癒されたり、驚かされたりもします。
おわりに
子ども同士の会話に耳を傾けよう怒ってるときの口調を意識して聞いてみよう
子供の口調や言葉使いはあなたの口調、言葉そのものです。
しつけが行き届かなくても
習い事や家庭学習に寄り添う時間がなくても
せめて我が子にかける言葉だけは愛を込めて注いであげたい。
言葉使いと口癖に気をつけよう。
わたしが反省した今日の出来事です。