早く起きて
まだやってないの?
何度言えばわかるの?
いい加減にしなさい!
怒ってはいけないと分かっていてもついついイライラガミガミ怒鳴ってしまうことはありませんか?
子供たちが寝静まってようやく一人になって自分を責めたことはありませんか?
ほんとはいつでも優しいママでいたい
怒るよりも笑っていたい
毎日穏やかにすごしたい
こんなはずじゃなかったという日を重ねるごとにわたしは強くおもいました。
では穏やかで平和な日はどうやったら実現するんだろう?
打開策としてわたしは「怒らない日」を設けてみることにしたのです。
怒らない日のルール
・月に一回程度・自分のゆとりがあるときに
・なにがあっても子どもを怒らない
毎日実行すると返ってストレス。
思い通りにいかないのが育児だからこそ、自分のゆとりがあるときに「今日は絶対に怒らないぞ」という気持ちで挑むだけ。
どんなにいうことを聞かなくても
どうしようもなく手がかかっても
この日ばかりは怒らないと決めて過ごすだけ。
きっと我慢できなくて怒ってしまうかもしれない
逆にプレッシャーになってしつけができなくなるかも
子供たちが調子に乗ったらどうしよう
とても単純なルールを前に不安がいろいろ湧きましたが、実行してみると思わぬ気づきがたくさんあったのでご紹介します。
子どもを怒らないと決めた日
今日は子どもを怒らないと決めた日2歳の息子は起き抜けすぐにお腹がすいたと泣くから夕飯を多めにつくって持ち越そう
次女は準備が遅いからいつもより早く起こすの
反抗期の長女は何を言っても減らず口。いちいち反応するとめんどくさくなるから適度に流してうなずいておこう。
意気込んだこの日は家事もテキパキ進みました。
長男が牛乳を床にこぼしたけどよくあるハプニングとして受け入れることができました。
次女の準備は相変わらずだけど時間にはまだまだ余裕があります。
あーだこーだいう長女の自我は味方につけるといくらでも役に立ち率先してお手伝いを買って出ます。
わたしが子どもを怒らないと決めた日
わたしは育児以外のことは前倒しで進める知恵を思いつきました。
イライラするのは行動が遅い子供が悪いのではなく、時間に余裕がないことが原因だと知りました。
全力で子どもと向き合うときよりも、少し気を抜いて見つめると案外子供の本心が見えてきたりもするものです。
最悪な場合が起きたとしても怒らずに叱ることができます。
叱ることと怒ることは違います。叱るとは怒りの感情を抑え、子供のためになることを子供が理解できる言い方で説得すること。
※美輪明宏
毎日じゃなくていい
たくさんのルールを設けなくてもいい
気まぐれに決めた怒らない日は、わたしのこれからの大きな発見になりました。
おわりに
分かっていてもついついイライラ意味がないのを知ってるのに思わず大きな声で怒鳴ってしまう
後悔するのは分かっていても今の自分じゃどうしようもなくて自己嫌悪
育児をしていると、
自分の感情と子どもの感情・行動すべてが複雑に絡み合います。
ほんの少し気を抜いて
ほんの少しの遊び心で
今日は子どもを怒らない日と決めてみるのはいかがでしょうか?