長男(2)が手足口病に感染してしまいました。
主に夏の流行病なだけに12月に罹るなんて!
って思っていましたが、冬でもなるもんなんですね。
息子の場合は主に口の中だけ口内炎のような傷が無数に広がっています。
ひどい場合は手や足に広がり、登園できない子も・・・
今日はそんな幼児の病気「手足口病」についての記事です。
手足口病ってなに?原因は??
手足口病は夏季に流行し、7月にピークを迎えるウイルス性の感染症。原因ウイルスは「エンテロウイルス」と「コクサッキーウイルス」で、複数の種類があるので何度もかかる可能性も。患者のほとんどは小児で、5歳未満の小児が80%を占めますが、まれに大人にも感染します。
出典:いのちをつなぐSARAYA
潜伏期間は3日~6日程度。
口の中の粘膜や手のひら、足首や足の裏、足の甲などに水疱が出てきてひどい場合は1〜3日間発熱することがあります。
水疱瘡とは違い、手足口病の水疱は、かさぶたにならず1週間程度で消えてなくなります。
口の中にできた水疱がつぶれた後にできる口内炎を痛がって、食事や飲みものを受けつけなくなることもあるでしょう。
無理に食事を与えようとするよりもまずは水分補給をこまめに行い、脱水症状にならないようにケアしていくことが大切です。
保育園・幼稚園への登園は可能??
二次感染の可能性を防ぐため
手足に水疱が広がってるとき、発熱があり、食事が摂れない状態にあるときは保育園・幼稚園の登園はできません。
園によっては完治証明の提出が必要な場合もあります。
お医者さんに詳しく聞くと、
息子の場合、水疱は口の中だけ。
熱もなく、食事もできたため登園は可能とのことでした。
水疱の程度、発熱の有無、食事の状況をよく観察し、かかりつけ医、先生にしっかり相談していきましょう。
感染経路に注意
手足口病はまれに大人にもうつる場合もありますがほとんどは幼児同士の中で蔓延します。主な感染経路は2つ
飛沫感染・・・手足口病は、くしゃみや咳の飛沫によって感染
接触感染・・・よだれや鼻水がついたおもちゃや場所に、手や足触れることで感染
症状がなくなっても呼吸や便にはまだ菌が数週間滞在しているので
おむつ替えやおもちゃの管理には注意が必要です。
手足口病になった時、歯磨きってどうしたらいい?
幼児とはいえども乳歯が綺麗に生えそろった2歳児です。
Q.毎日の歯磨きってどうしたらいいの??
A.無理に歯磨きをさせなくても大丈夫です!
手足口病にかかると口内を保護するため唾液量が増えます。
唾液には洗浄効果があり、ほんの数日くらいなら歯磨きさせなくても大丈夫。
無理に歯磨きをして痛い思いをさせる必要はありません。
・甘いジュースやお菓子を与えない
・うがいや水を飲ませる
などのケアをしながらできるだけ清潔な口内環境を整えてあげましょう。
子供が手足口病になってしまったら・・・?
・うがい手洗いをしっかりする・温かい食べ物はできるだけ冷ましてから与える
・水分補給を大切に
ひどい場合は薬の処方も必要ですが、ほとんどの場合1週間ほどで自然完治する病気です。
温かいものは口にしみたりするのでおかゆやうどんを与えるときはぬるくしてあげるとパクパク食べてくれます。
まずは二次感染を予防し、我が子も自分自身もうがい手洗いを徹底!
清潔にすることを心がけましょう。
おわりに
水疱なのかそれによってできた口内炎が痛むのか昨晩の息子はなかなか寝付けずにいました。
ごはんを食べながらも時折傷口に食べ物が触れ「お口が痛い~!」と泣いてしまいます。
早くよくなりますように!
幼児によくある季節はずれの手足口病。
お医者さん、保育園・幼稚園の先生と連携をとりながら正しくケアしていきましょう。