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低身長症〜負荷試験に必要な条件・クリアするための予備知識

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長女の身長が1歳後半になってから
突然伸び悩むようになりました。

ほかのお友達よりも頭1個分小さい。
おかしいと感じてから病名が分かるまでに
たくさんの検査をしました。


子どもの低身長症が疑われる場合、
必ずやる検査があります。
成長ホルモンが十分に出ているかを調べる試験、それが

成長ホルモン分泌刺激試験(負荷試験)

この試験をするには様々な条件が必要になります。
逆に揃わなければ経過観察となる場合も。

早期治療をするためにも
子どもの低身長症を疑い始めたらまず、
予備知識として必要な条件を我が子の体験をもとに紹介しようと思います。

医学的条件

・身長のスコアが-2.0SD以下
・骨年齢が実年齢より遅れている

身長のスコアの調べ方や、子どもの将来の身長をチェックするには
過去記事をぜひ参照ください。

セルフチェックで低身長症を早期発見できた娘の話

身長のスコアが-2.0SD以下でないと、まずは経過観察となる場合が多いです。
(2年以上-1.5SD以下であるのが証明できれば負荷試験可能)

あえて-2.0以下になるのを待って受診するのもあり
もしくは保育園での身体測定結果や定期検診の結果をもって
経年伸び悩んでいることを証明する必要があります。

検査ができず経過観察となった場合、次の検診は6ヵ月~12ヵ月後
なるべく早く検査してもらうためにもスコアの把握は大切です。

病院では手のレントゲンをとり、骨年齢が何歳かを判断します。
指の長さ、関節の成長具合をみて、実年齢よりも遅れている、
となった場合にようやく試験を受けることができるのです。

年齢的条件

・3歳以上~
実際にはそれ以前でも医学的条件が整えば受けることはできます。
ただ、ちゃんとしたデータをとれない可能性が高い。

3歳未満だととりあえず様子をみましょう、となることもあります。
それは負荷試験を受ける環境にあります。

・朝ごはん抜き(水だけ)
・2時間以上の拘束
・泣く、歩く、寝るは絶対ダメ

普通の生活の中で成長ホルモンが出ているかを
薬を使って刺激し測る負荷試験。

騒いだり、寝てしまったりして薬以外の行動で刺激されて数値が出てしまえば
ちゃんとしたデータにはなりません。

ベッドの上でおとなしく2時間耐えられる年齢
つまり3歳以上が目安のように思えます。

また成長期頃、女の子なら生理が始まった後は身体の骨が固く、治療をしてもあまり効果が得られない場合が増えてきます。

低身長が気になったら3歳〜遅くても思春期はじめの11歳までには受診すること。
負荷試験は受けておくべきです。


負荷試験の内容はこちら

検査当日

お父さん、お母さんに必要なこと

・試験対象者(子)が見えないところで朝食はしっかりとる
・子どもがおとなしくなるアイテムをそろえる
・子どものトイレは先に済ませる

もう何回も負荷試験を受けたわたしが失敗した例として

・子も私も同心、朝ごはんはわたしも食べない
→結果、病院内で気も身体も使い、忙しく動くのは親
試験中、我が子よりも空腹で倒れそうになる。

・パタパタしすぎてトイレに行かせそびれる
→試験中、子がトイレを催し、抱っこしてトイレに行かせるも
動いたせいか、その後の負荷試験の結果がずば抜けて数値があがり治療に至らず・・。

親自身も子も事前に備えておくことでちゃんとしたデータがとれ、
早期治療につながります。

また子どもがベッドでおとなしくなるために
DVDやyoutubeが鑑賞できるアイテムを持参するのがおすすめです。

まとめ

初めて負荷試験を受けてから、
なかなか思うような結果が出ず、経過観察になった娘

いてもたってもいられず治療をするために病院を変え、何度も負荷試験を受けることになります。

だからこそ言えるのは、
早めに治療するための予備知識は必要不可欠だということ

ちゃんと整った状態での負荷試験は
治療→その後の成長をいち早く実感できます。

お子さんの低身長に悩むあなたへ

負荷試験をしてもらえる条件を子に当てはめてみましょう
ちゃんとしたデータをとれるよう工夫をしましょう

たくさん遠回り、失敗したわたしだからこそ、早期治療は鍵であると感じています。