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マイナス金利で市場から個人年金保険が消える!下流老人への落とし穴

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2016/11/28追記

子ども三人を学資保険に加入

出産を機に保険の大切さを知り自身も入院医療保険に加入

社会人バスケで負傷してばかり
大黒柱の旦那もけが・入院・死亡保障付の医療保険に加入

どうも、保険商品ばっかり眺めて
買い物にいっても特設されてる保険の窓口への寄り道が大好きなみくです。

将来お金に困りたくない
効率よくお金を貯めたい
でも損はしたくない

子どもの教育資金もそうだけど、
その後、旦那と2人の老後も不安。

なんとかなるさではいられない!
お金に対する執着心は人一倍なわたしだからこそ今の時代に合ったお金を貯める方法を考えてみました。

探求心のまま保険の窓口に寄り道しまくって得た知識を自分なりに編集

老後の資金を保険で貯める、個人年金保険について紹介します。

老後の貧困化は加速
下流老人への三つの落とし穴

 今、年齢を重ねてからの「貧困」が大きな問題になりつつある。それは「普通」と思われていた人々にとっても、もはや無縁の話ではない。

 6月、高齢者の貧困実態を著した『下流老人』(朝日新書)という本が出た。著者で、生活困窮者を支援するNPO「ほっとプラス」代表理事の藤田孝典(33)は、下流老人を「生活保護基準相当で暮らす高齢者およびその恐れがある高齢者」と定義。現在推定600万~700万人で、高齢者人口の20%近くに及ぶという。

livedoor News より引用

現役時代、年収がそこそこあって不自由なく暮らしていた人が定年退職後、
年金生活になったとたんに生活が脅かされる、そんな事例がとても増えています。

その原因として3つ

・持ち家の修繕などの居住維持費がかかる
・医療、介護費がかかる
・生活習慣は変えられない

ちゃんと年金を払っていたとしても、定年後月々貰える額は現役の給料より少ないのが年金です。
それなのに出費は現役時代より増える可能性が高い。

年をとるのは自分だけでなく家や配偶者も同じ。
住居メンテナンス費用、病院代はかさみます。

例え、健康長生きであっても現役時代より収入が減る老後の年金生活
定年後は今よりも節約をして暮らす必要があります。

戦争時代を経験して慎ましい生活を送った経験がある世代が入れ替わろうとしています。

バブルを経験した50代
物に不自由なく育った私たちは明らかに実践不足

生活習慣が変えられないことで、家計の赤字が加速
熟年離婚も多い中、老後の孤独化、貧困化が止まらないのがいまの現実です。

個人年金保険とは

公的年金だけで生活していくのは難しい。
今からコツコツお金を貯めておかなくてはいけません。

子どもの進学だってまだまだこれから
マイホームのローンや車の買い替え
老後を前に出ていく出費を考えたら、自力で貯金できるのか心配になります。

なんだかかんだ日々の生活の中で老後のお金は後回し
気が付いたら、定年間近で貯金無し→誰もが下級老人への道になりかねないのです。

老後用の貯金を効率よく、利率も良く貯められる方法ってないの?

そのために
保険会社には個人年金保険というものがあります。

個人年金保険とは・・・
お金を保険料として積み立てることで、将来、支払った保険料+利息がついて年金を受け取れるというものです。

保険会社を通して現役時代からコツコツ積立貯金
利息がついて将来60歳以降にお金がかえってくる商品です。

個人年金保険の三つの種類
・終身年金
終身年金は、公的年金と一緒で支払い開始年から一生、自分が亡くなるまで年金を受け取れます。長生きすればその分多く受給できますが、早めに亡くなってしまうと、受け取った額が支払った額より少なくなってしまう元本割れのリスクが発生します。
保険料高め・返戻率低め

・有期年金
有期年金は終身年金と違い、決められた期間で年金がもらえます。でも決めた期間以前に亡くなってしまうと元本割れになってしまいます。

・確定年金
確定年金は、有期年金と同じく決められた年数で年金をもらうことができます。有期年金との違いは期間内に、自分が亡くなったとしても、期間中は配偶者(遺族者)に必ず給付されます。保険料は高めですが絶対に掛け捨てにはならず、原則として元本割れになりません。

老後の貯金を検討するなら銀行の定期や積立より、保険会社の個人年金保険を介しての貯金は検討する価値あり!
長生きするかどうかわからないからこそ
支払っても損することがない確定年金はおすすめです。

長期貯蓄型の保険は
インフレに対応できないことや預貯金のようにすぐ出し入れできない側面もあります。
しかし、それは額面で損をすることではありません。

(保険会社の商品はどの場合でもそうなのですが)
最大のリスクは中途解約をすることです。

返戻率が100%を超えての解約を除いては元本割れしてしまいます。

長期貯蓄型の保険だからこそ、満期金の金額設定は計画的に!
老後のウハウハ生活を夢見て高めに設定するよりも
これなら払える、という月々の額をみて検討してみましょう。

保険の商品に老後の人生すべてを委ねるのではなく
あくまで貯蓄の一部として考えることがポイントです。

マイナス金利
個人年金保険商品は市場から消える

金利からゼロ金利
ゼロ金利からマイナス金利

日銀の金利はどんどん下がってきています。
金利、マイナス金利が続くと保険会社から長期貯蓄型の商品がなくなっていきます。

住友生命が2014年1月に一時払い養老および個人年金の販売をやめたほか、ソニー生命が10月に一時払い養老、11月には平準払いの学資保険の販売をストップ。富国生命も養老、個人年金の一時払い商品の販売停止を検討するなど、対応し始めている。

過去記事にも書きましたが、低金利で保険料は今後上がります。
さらに、学資保険、個人年金保険などの長期貯蓄型の保険は今後保険会社にとってメリットがない。
会社が儲からないから、一時見直し、販売停止が相次いでいます。

mikumama.hatenablog.com

(今まで保険会社は集めたお金を日銀に預け、そこで得た利息や掛け捨ての保険料からの収益で運営を行っていました。
金利~マイナス金利になると日銀にお金を預けておくだけ会社にとって損になります。
長期型で契約者のお金を預かるよりも、掛け捨ての医療保険の保険料を上げたり、返戻率を下げることが手っ取り早く会社を運営できるからです。)

老後の貧困だって厳しいのに
銀行の定期だけじゃお金は増えない
銀行より利率が良くて低リスクの個人年金保険も今後販売停止?!

馴染みの保険会社がまだ個人年金保険を取り扱っているのであれば今がチャンス!
毎月の積立として個人年金保険で確定年金は貯金として加入する価値あり。

金利の今だからこそ保険会社もおすすめしたくない!
実は、私たち消費者にはお得な商品なのです。

我が家が個人年金保険に加入する理由

1.わたしの会社に定年後の再雇用制度がない

2.旦那の会社に退職金制度がない

3.子ども3人、どの進路を歩むかまだ分からない

私たち夫婦、それぞれ勤めている会社がいずれも高齢になってからの保障がないのです。

つい最近まで彼氏、彼女だった私たちも結婚しあっという間に6年目
まだまだ若いとおもっていたけど気が付けばアラサー

末子が20歳になるころには完全に良いおじさんおばさんです。

定年まであと30年もある!って思っていたけど、目まぐるしく子育て家事、仕事に奮闘する中で
あっという間にその年を迎えてしまうんじゃないかという錯覚に陥ることもあります。

見通しが分からないからこそ、
確実にお金だけは備えておきたい。

子どもがこれを学びたい、となったときにサポートできる親でありたい。
学資保険に加入したときと同じ気持ちで個人年金保険に加入したのです。

銀行よりも利率が良く
株や投資信託よりもリスクが低い保険商品でのお金運用はおすすめです。

まとめ

健全性の高い保険選びは前提として
長期貯蓄型の個人年金保険は老後資金にもってこいです。

今後保険料はあがり、返戻率はグンと下がります。
もしくは保険で貯蓄できる商品自体がなくなってしまうかもしれません。

好景気・不景気に問わず
保険会社の商品は契約したときの内容でしっかり保障されます。
契約後に内容や利率が変わることはありません。

2010年長女のときに入った学資保険
2013年次女のときに入った学資保険

契約年が違うだけ。満期金額も全く同じですが、内容をみてみると、わずかに次女のときは返戻率が悪くなっていました。

商品名は同じでも、毎年の改定で利率は変わっていきます。

今後、保険会社が見直しを図るたびに新規加入者にとって悪い商品利率になっていくでしょう。

不安のない老後生活を送るために
早めに個人年金保険での貯金計画を視野に入れてみましょう。


わたしが今年始めたマイナス金利貯金法はこちら
mikumama.hatenablog.com