3人目が欲しい
妊娠計画を立てようとしてる矢先にわたしのバセドウ病が発覚しました。
「今は病気の治療に専念しましょう。
妊娠はそのあとに考えてください。」
と言われたのです。
その前からバセドウ病は妊娠しにくいとか、流産になる可能性が高いとかよく聞いていました。
バセドウ病だとなぜ妊娠できないの?
その原因と、理由
また、妊娠するための条件を記事にして紹介します。
バセドウ病は
なぜ妊娠しにくい??
もともと甲状腺ホルモンが過剰に分泌していることが原因のバセドウ病じつはこの亢進症が長い間続いていると、生理が少なくなったり、停止してしまうことがあるのです。
逆に今月2回生理が来た!なんてことも。
妊娠しにくいというのは
いつ妊娠するか分からないという意味
バセドウ病が直接的な原因ではなく
ホルモンバランスが不安定で生理周期が把握しずらいことにあるのです。
排卵日と思っていた日がそうじゃなかったり、
安全日と思っていたら排卵していたり。
計画的に妊娠したいのにそれができないから、
一般的に妊娠できないと思われているのです。
バセドウ病は
なぜ流産しやすいの?
バセドウ病だと流産しやすいというのはよく聞きます。それはなぜ??
医学書をみると複雑で確実な明記がないのが実態です。
それは
バセドウ病=自己免疫疾患
自己免疫疾患とは、自分の中の抗体が細胞や一部の臓器を攻撃することで発症します。
本来病気や細菌から自分を守るはずの抗体がその役目を果たすどころか自分を攻撃する
バセドウ病の症状に動機や、興奮状態、不眠などがあります。
身体は常にマラソンをしている状態
アドレナリンが過剰に分泌され心も高ぶりやすい
流産しやすいと言われているのは
自分の身体、心が万全ではないから
バセドウ病が直接的な原因ではなく、
そこから引き起こされる作用で自分の身体や心が不安定なのにあります。
バセドウ病で妊娠希望
妊娠するための3つの条件
数値を正常に戻そう
お医者さんに妊娠希望であることを伝えるのは必須です。まずは、
夜はちゃんと眠れて
標準的な体重で
きちんとした食生活を送れるようにすることが前提です。
数値が悪いままだと、そんな当たり前のことができません。
産後にバセドウ病を発症したときのわたしの症状はこちら
mikumama.hatenablog.com
生理周期を安定させ、心身ともに穏やかにすることが大切です。
薬を服用、または手術(甲状腺の一部の切除)することで
正常な数値に戻すことができます。
毎月の血液検査を基に自分に合った方法を先生に相談してみましょう。
薬の種類を選択しよう
投薬で治療をする場合、妊娠に不向きな薬、向いてる薬が存在します。薬のメルカゾールについては、妊娠の初期に内服している場合のみに、とても稀ですが赤ちゃんの頭皮の一部が欠損するという報告があります。
バセドウ病の治療薬は主に抗甲状腺薬といわれるチウラジール、プロパジール、メルカゾールの服用が中心です。
薬は効果を得るために副作用が生じ、必ずしも万全とはいえません。
バセドウ病治療中に妊娠を希望、妊娠が判明した場合は医師に相談。
胎児に影響のないチウラジールまたはプロパジールに薬を変更しましょう。
注意点として、
自分の判断で薬の服用をやめないこと。
良くなったと思っていても再発したり、実は全然数値が変わってない場合もあります。
基礎体温を測ろう
治療をしながらの妊活は・数値が安定してから
・薬の量が減ってきてから
・生理周期が把握できてから
記述してみると実は少し遠い道のりです。
だからこそ、体調が落ち着いてきたら基礎体温を測っておくことが大切。
基礎体温は最低でも3カ月分のデータがないと生理周期や排卵周期を把握することができません。
数値も安定してるしもう大丈夫だね。
そういわれたときに自分のサイクルが分かっていると妊活がスムーズです。
体調管理の意味でも基礎体温の計測はおすすめです。
まとめ
わたしの場合、発症に気付かず放置、すこぶる悪化した状態から投薬治療を選択
6カ月は治療に専念するために妊活を中断
その後、数値が安定するも生理周期が分からず基礎体温の計測を開始
→クリニック→妊娠
病気の治療とはいえあらゆる遠回りをしてきました。
でもその過程を超えて誕生した長男をみるとやはり幸せです。
バセドウ病は不妊や流産の直接的な原因ではありません。
焦らず自分を大切にすることが大切。それが
心身穏やかな妊活をサポートしてくれます。