破天荒な私の次女3歳
目に入れても痛くないほど可愛い
寝顔なんてまるで天使
でも起きているとただの小悪魔なんです。
同じ遺伝子で産まれ、同じように育てているはずなのに
長女とも長男とも一癖違う次女
癒されることも多いけれど
その倍手がかかることもあります。
今日はそんな次女のお話しです。
叱っても効果がない
姉妹喧嘩のとき、ご飯をちゃんと食べないときお片づけをしないとき
毎日必ず1回以上は叱ります。
「ごめんなさい~涙」
泣いて言うことをきく長女を横に
にやにやしているのが我が家の次女です。
叱ってもなんとも思っていません。
「もぅ!ご飯食べないならお外に出ていきなさい!」←鬼
最強に怒っているときにいうわたしのセリフに
「いやぁ涙!たべるよぉ~」
泣いてご飯を食べる長女を横に
そそくさと靴を履いて一人出かけようとする
それが我が家の次女です。
とにかく叱っても怒っても優しく理由を説明しても思うように心に響いてくれません。
通じていないのか、ハートが強いのかわかりませんが
毎回手間もかかるし、収拾がつかないのでどうしたものかと困っていました。
そんなある日、とてつもなく効果てきめんな方法をみつけたのです。
先出しで褒めてみて!
もし何を言ってもいうことを聞かない子で困っていたら叱る前、怒る前、しつけをするとき
ぜひ先に褒めてあげてください。
ご飯を食べない
「あら、ご飯をちゃんと座って食べて偉いわね~」席を立つ、ご飯で遊ぶ、全く食べない
悪態三拍子だった次女がこの言葉でしっかり座って食べ始めました。
食べたがらない生野菜系も食べてない状態で
「ちゃんと食べて偉いね~」というだけ
言葉に続けるように口に運びはじめます。
姉妹喧嘩
「ちゃんとごめんなさいが言えて偉いね」「仲良ししてくれてママ嬉しいよ。ありがとう」
これを喧嘩の最中に言います。
すると、意地と意地のぶつかり合い、壮絶な姉妹喧嘩は
少しずつ緩くほどけていくのです。
怒ってる感情の相手には、怒り返さず
あえて笑顔で接してみましょう。
すでにやらかしてしまったこと
「お片付けして偉いね」「ちゃんと拭いてくれてありがとう」
おもちゃをごっちゃごちゃに出したとき
暴れて何かをこぼしたとき
ダメでしょ!と言いたくなるのを抑えて
やって欲しいことを先出して褒めてあげましょう。
「ママ見て!これクマしゃん!!」
クレヨンで床に落書きした次女
書いてる途中で先出しして褒めてみました。
すると書くのをやめて雑巾でちゃんと拭き始めてくれたのです。
先出しして褒めると
予言のようにその通りになる!
叱っても説明しても全然効果がない子には
褒めることでこうすることが正しいと覚えさせていきましょう。
次女の心情を想像してみた
ママがダメっていう→どこまでがダメ?ここまでならいい?(やめない)
ママが叱る
→また怖い顔してなんか言ってる。つまんないの。
ママが怒る
→またわたし??ちょームカつく!!
(悪さがエスカレート)
ママが先に褒める
→え?これ?そうそうわたしこれがしたかったのよぉ~
偉いでしょ~お利口さんでしょ?もっと褒めて褒めて
=良し悪しが理解できるようになる
ママに怒られる叱られることで学ぶことよりも、好奇心と自我の強さが際立っているだけのような気がしました。
それはそれで悪いことではないので、
あえて否定をせずに自尊心をくすぐってあげると素直に言うことを聞いてくれます。
まとめ
水をこぼしたりクレヨンで床に落書きをしたり
TV台にのぼりはじめたり
20秒でも目を離すのが怖い破天荒な次女
ついつい叱る回数は家族の中で群を抜いて第一位でした。
きっと叱られ過ぎて怒られ過ぎて
娘の中でも叱られて悲しい→お利口にする、の気持ちが
またか!つまらない、こんちくしょーにシフトチェンジしていったように感じます。
わたし自身、
次女に一目おいてしまうことで
可哀想にも彼女をマイナス的な意味で特別扱いしていたのかもしれません。
次女を前にわたしも反省。
これからはいっぱい褒めて子育てしていこう!
風呂なんか入るもんか!
逃げ惑う次女を追いかけながら心に言い聞かせるのでした。