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子ども名義の通帳を作る5つのメリット~口座開設のすゝめ

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このたび、子ども名義で通帳を作ることにしました。

五歳の長女のお小遣いがだいぶ貯まってきたこと
子どもの将来のための備えがしたかったことがきっかけです。

もちろんわたしや夫名義で我が子に貯めているお金や
4カ月に1度支給される児童手当は手をつけずに置いてあります。

なぜここにきて子ども名義?
むしろどうして今まで子ども名義の口座を開設しなかったの?

今日は子ども名義の通帳を持つメリット・デメリット
口座開設する際に必要なもの、おすすめポイントを紹介します。

子ども名義の口座は
めんどくさい

・通帳が増え管理が大変
・年間110万円以上の入金には相続税がかかる
・子どもが2人以上の場合、貯金額が偏る

わたしはすでに自分名義の通帳を5つ持っています。
(普通・積立・国債・ゆうちょ・労金

子ども名義の通帳が増えるとさらにかさばり管理が大変!

しかも、子ども名義でお金を入金すると、親から子への贈与とみなされ年間110万以上貯めた場合は税金がとられてしまいます。
贈与税を支払わないためには年間入金を110万以下にするか
もしくは子ども名義だけど、子どもは関与していない親の口座である証明をしなければいけません。

三人育児の我が家の場合、なるべく平等に貯金をするために、資金の分散するにしても調整が必要です。
ただでさえも生まれた年も違うのに、出費は増えるばかり!

継続的に、そして平等に将来資金を残せるのかの不安が出てきます。


子ども名義の通帳を作るのはいろいろとめんどくさい。
それが私がいままで子ども名義で口座を開設しなかった理由

でも、ちゃんとメリットはあるのです。


子ども名義の通帳を作る
5つのメリット

1.目的が明確

・大学資金
・自動車の運転免許をとるための資金
・初めての車
・結婚資金

子どもを想って貯めておきたいお金の用途はたくさんあります。
そして、それが親の楽しみでもあるのです。

全部が全部負担することはできないにしても、
子どもの人生の分岐点には何かしらサポートしてあげたい。

自分名義の口座で貯めるよりも目的が明確。
給料をそのまま貯めるわけでなく、
一度引き出して子ども口座に入れることで将来の目標がより確実なものになります。

2.モチベーションがあがる

自分の預金通帳は光熱費やカード、
保険料や積立用への自動引き落とし明細が毎月印字されます。

収入に対して残金をみるには記帳後それより遥か下の段を見ることになります。

子ども用通帳はあくまで貯金用
貯めることが目的だからこそ、入金だけの綺麗な通帳印字です。

出入金記録でへこむことがない。
コツコツと増える金額に俄然モチベーションもあがります。

3.出金しにくい

平日だし手数料とられないからとりあえずおろしとこ
土日だからクレジットカード使えばいいよね

自分口座の出金は手軽で安易で大変便利!
自動引き落としを設定しているクレジットカードの使用はより快適!

子ども口座からの出金は罪悪感がいっぱい

自分で貯めたお金だけど自分のものではない
子どものお金を搾取したような気分になるのです。

目的が明確だからこそ、子ども名義の通帳には重みがある。
簡単に出金できないからこそ責任をもって管理するようになります。

4.ゆくゆくは子どもに引き継げる

まだ小さい我が子、今はお金の数え方も価値もよくわかっていません。

でも大きくなったとき、
お金は人生において必要なものだと気づき始めます。

いつかこの通帳を娘、息子に引き継ぐとき
例え少額だとしても、そこで親の想いを感じ取ってほしい。

高校生になったわたしに、母がくれたわたし名義の通帳
毎月同じ日に2000円ずつ入金され続けた通帳の履歴をみて胸が熱くなったのを今でも覚えています。

5.子どもの金銭感覚が身につく

長女5歳には通帳を持たせることで自分で貯めるをより実感させることにしました。
(もちろん保管・管理は親がやるよ)

お小遣い制を始めてからだいぶパンパンに小銭持ちになった娘
硬貨のジャラジャラ感はそれだけで嬉しいけど管理が大変

眺めるのも数えるのも持ち運ぶのも一苦労です。
あちこちに1円10円を転がってるのを見るといたたまれない気持ちになりました。

・通帳をつくる
・お金を預ける
・印字された金額をみる

この一連の流れを子どもと一緒にやることで
銀行の仕組み、お金の価値、貯めるの大変さを知るきっかけになります。

年に一度、子どもが大金(お札)を掴むお年玉
一気に欲しいものを買う醍醐味を味わうのもいいけれど
そこで銀行に預ける知識が備わっていれば可能性は無限大

幼いころからお金を貯める癖があったわたしの弟は今となっては銀行員
誰よりも資金運用に詳しい存在になりました。

口座開設のすゝめ

必要な物

・銀行印
・子の健康保険証
・最初に入れるお金

この三つを持って窓口に並ぶだけ。
各所の地方銀行によって初回入金額は様々ですが、
ゆうちょなら小銭で口座開設することができます。

総合口座(普通・定期一体型)はひとつの銀行に本人が持てるのは一冊のみ
なので総合口座ではなく、普通預金通帳で良いでしょう。
(通常、未成年は総合口座の開設は不可能。ですが厳格に適用されず未成年でも発行されている例はかなり多いです)

総合口座は本人が大人になったときに自分で作るために残してあげましょう。
子どもには普通預金で十分です。
まとまった額での積立・定期は親名義で貯めることをおすすめします。

わたしが購入して良かったもの

子ども用の銀行印をこのたび購入しました。

実印としても利用可能
ケースもついて1280円という破格に半信半疑で購入。買って正解でした。
楽天なら200円追加して認印まで作ってくれます。

女の子なら
将来苗字が変わることも踏まえて名前のみの印字
サイズは実印、銀行印としても使える13.5mmがおすすめです。

名前は安定を願って右から左に読める横書き推奨。
横書きはバランスが良く、お金がタテに流れないという意味があります。

横文字が浸透した今、文字は左から右に読むのが普通です。
これは理数系の資料や外国語表記が増えたから。

でも昭和初期までは「右から左」に読むのが普通でした。
印鑑文化は日本の生活文化や慣習から成り立っているものだからこそ右から左に読めるように印字するの古風で私は好きです。

男の子なら
フルネームでこの先ずっと使えるものを。
実印としても銀行印としても使える縦書きがおすすめです。
大きさは大人になっても立派に使える15mmがベスト。

印鑑にも書体は様々
銀行印は、読みやすい古印体が人気がありますが、最近では防犯の意味もかねて複雑で判別しにくい篆書体(てんしょたい)や印相体(いんそうたい)に需要が高まってきています。

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ケースも印鑑もかなり素敵な仕上がり。
上下間違えないようマニキュアで印をつけた娘2人の銀行印兼実印

まとめ

子ども名義で通帳を作ることは
大金すぎるといろいろめんどくさい。

大口で入金するのなら親名義の口座か学資保険を利用するなどして運用した方がまだ賢い。

でも、コツコツ貯金、子どもの金銭教育には最適!
貯まる仕組み、目的が明瞭になりメリットがいっぱいです。

我が子の通帳、まだまだ少額ですが意欲だけはモリモリ!

いつか子どもの人生の分岐点で役に立つその日まで大切に保管しておこうと心に決めたわたしでした。