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生後半年の子を保育園に入れるのは可哀想?待機児童回避の我が家の選択

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息子(生後6か月)の慣らし保育がスタートします。

「まだ小さいのに可哀想」

「一年くらいは一緒に居てあげたら?」

こんな言葉をかけるのは全く知らない人だけではなく、実母や義両親、夫だったりします。

もちろん、できることならそうしたい。
まだ寝返りしかできない息子に授乳をしながら差し迫る保育園入所に辛い気持ちになりました。

生後間もない乳児を保育園に入れる理由って?

ほんとはお母さんだってもっと一緒に居たいんだよ。

何も理解できない息子、保育園の実態を知らない夫、今と昔の時代の流れについていけない私と夫の両親に想いを込めながら、幼い子供を保育園に預けるメリットデメリットを紹介します。

まだ幼いのに可哀想!
なぜ生後半年で預けるの?

今の保育園事情(待機児童問題)が厳しい

・家計が苦しい
育児給付金は二カ月に一回給付されます。額は今までにもらっていた額の65%(半年以降は50%)
すでに、上の子2人を保育園に入れてるため出費は変わらないのに収入は減る一方です。
復帰して100%の給料を得たほうがわずかでも家計はプラスになるのかもしれない。


国の制度で認可保育園に子どもが入っている場合
2人目は半額、3人目は無料になります。

小学生になるとこの制度が適用されなくなるため年の差の短い子持ち家庭にはできるだけ恩恵に授かりたい制度なのです。

・上の子への入所にも影響する
育休をとったらすでに認可保育園に入っている子が退所になる。
待機児童として無認可に通い続けてる子の選考は無効になる。

すでに認可に通っている長女の在園を守るため育休の延長はできませんでしたし、3年待機児童中の次女はわたしの育休期間中は選考にすらかけてもらえませんでした。
わたしが育休を取ること、または延長することで上の子の入所にまで影響がでるのです。

・1歳以降からが激戦
待機児童が明らかに1歳以降からの入所がグンを抜いて困難になっていきます。
すでに在園してる園児がスライド式に進級すること、転勤や引っ越しで退所した子などのわずかな空き枠を狙って応募者が殺到するからです。

基本的に育休を1年取るママが多いからこそ激戦を避けるにはそれ未満の月齢がキーとなってくるのです。

・4月入所が一番の決め手
卒園、進級のタイミング!4月の入所にこだわることは大切です。
子どもが一歳を迎える4月以外の誕生月での入所はほぼ難しい。

10月生まれの我が子は生後6か月になる4月に入所しないと次の4月は1歳半です。
すでにゼロ歳児からの在園時がスライドして進級した後の枠を狙って挑むには中途半端な月。

不承諾だった場合は職場復帰すらあやしくなります。


・待機児童になること
・上の子が退所になること
・職場復帰できないこと

いろんな可能性を考えたときに赤ちゃんにとって、
まだ幼い時期に保育園に預けることが可哀想というよりも、悲惨な状況下でドタバタ育児されることのほうが可哀想

感情論を置いて、今の保育園事情を含めるとこの方法が安心安全に子育て環境を整えることができたのです。

生後半年を保育園に預けるデメリット

成長の第一発見者になれない

認可保育園は生後6ヵ月~がベース
場所によっては3ヵ月からの入所ができます。

寝返り、お座り、ハイハイ、立っち

子どもの初めての瞬間は感動的で嬉しい気持ちになります。
保育園で預けるともうその第一発見者にはなれないのかもしれない。

子の成長の瞬間を見れない。少しだけ切ない気持ちになってしまうのです。

母子ともに体調が万全でない

母乳育児の場合、または混合育児の場合、
ママは母乳が漏れる、溜まる、詰まる、
乳腺炎になる

まだ免疫力の低い乳児の場合
発熱、感染病、発熱、発熱
とにかくすぐ熱を出す

熱発、呼び出し、早退、有休消化のサイクルがとにかく多い
産後6カ月、生後6か月はまだ母子ともに万全ではないのです。

生後半年の子を保育園に預けるメリット

育児ノイローゼから少し解放

ママのがんじがらめの気持ちが少しだけ解放されます。

24時間母でいること
夜泣き、進まない家事、自分のことすらできない日中
赤ちゃんと過ごす時間は自分の価値すら見失いそうになるくらい落ち込んだ時もありました。

mikumama.hatenablog.com

頼れる場所がある
1人になる時間がある
母の肩書以外でも活躍できる

保育園に預けることで
またフレッシュな気持ちで母を続行できるきっかけになるのです。

早くから集団生活でたくさんのことを学ぶ

・人見知り克服
・思いやりの心が育つ
・自活力が伸びる

上の子2人も幼いうちから保育園にいれて感じたのは
家ではなかな培えないことを集団生活で学んでいったことです。

泣いたら温かい笑顔で抱きかかえてくれる母以外の存在
滑り台の階段で手を引いてくれる年長さん

保育園というコミュニティの中で
自己肯定感を育んできた

「わたしは愛されている」
子どもがそう思うことが子育てにおいて一番の重要事項だとおもっています。

兄弟姉妹がいると褒めるより叱ることが多い
ちゃんとしつけようと思うばかりなかなか育児を楽しめない
ほんのちいさな成長に褒めている時間も作れない

子どものことを大切に思うほど厳しくなってしまいがち。保育園というコミュニティは一人に固執せずそれぞれが伸び伸び過ごせます。

子どもが伸び伸びしてる姿をみると、
「早く大きくなって欲しい」
そう思っていたわたしの気持ちが
「もう少しこのままを楽しみたい」に変わっていきました。

まとめ

生後幼くして保育園に預けるのは可哀想!
現状をよくわかっていない人の誰もが口に出す言葉でしょう。

本当にそうでしょうか?
わたしは保育園という施設に何度も救われてきました。

毎日子どもと過ごす24時間が辛い、子どもが可愛く思えない、さっさと成長してくれたらいいのに、早く子育てから解放されたい。

わたしがこのまま家で子育てをしていたらきっと我が子の良いところに気が付かなかったでしょう。

気を揉む必要なんてないのです。
子どもは笑顔のあなたが一番好きなのです。

待機児童問題を回避する浅い月齢で入所する選択肢だって正解。
生後6か月で保育園に通うことになった息子に申し訳ない気持ちにはなるけれど、その分愛情を注げる母になりたいと感じています。

今日から慣らし保育開始!
大きな声で泣く我が子の声
きっとわたしを求めて小さな手をいっぱいに伸ばしてるに違いありません。

聞こえないふり、見ないふり
我が子の視線を背中に感じながら涙をこらえるわたしの今朝です。


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