もしかして
だってうちらやっと大学卒業したばかりだし・・・。
社会人1年目で子どもができたときの責任能力の無さは言うまでもなく妊娠検査薬で陽性が出たときの衝撃は今でも忘れません
今日のエントリーは私の過去に触れてるため少し闇度が高めです。ご了承ください。
妊娠検査薬で陽性反応
パートナーの反応が一番怖い
自己責任と言われてしまえばそれまでですが、計画的ではない妊娠が判明した直後の女性の気持ちはお腹の子よりも自分の気持ちよりも先に、パートナーの反応が怖いです。
単品買いする勇気もなく他の商品と合わせて買う検査薬
個室トイレにこもり1人でまじまじと検査方法を確認する自分
たった1分が数時間にも感じるほど長く感じる結果が出るまでの時間
尿をかけた瞬間から秒殺で出た陽性
わたしの妊娠は確定的でした。
親になんていえばいいんだろう
会社にもなんていえばいいいんだろう
実はそんなことは二の次で一番に気になったのは彼(現在夫)の反応でした。
・おろしてほしいって言われたらどうしよう
・困った顔されたらどうしよう
・これがきっかけでフラれてしまったらどうしよう
わたしの心情は子どもの愛おしさ以前の漠然とした不安
パートナーの反応だけが全てでした。
「子どもができたみたい」
そういう私に
「え?!」といったままの彼の表面笑顔。だけど心は蒼白顔は今でも忘れません。
結婚しようかと、覚悟を決めてすぐにそう言ってくれる相手ならそれだけでいい。
わたしたちはお互いの紐をほどきながら、結婚を決めました。
パートナーの反応を臆病に思うあまり、本心が話せない女性こそ先に気持ちをいうべきです。
「キミはどうしたい?」
探り探りになっているのは何も女性だけではありません。
いつも冷静沈着な夫がわずかに動揺したのは後にも先にもこれだけです。
もし妊娠が分かったら、パートナーとしっかり話し合いましょう。
気持ちをちゃんと伝えましょう。
相手の判断だけに委ねるには互いに不安定すぎるのです。
デキちゃった結婚だけど幸せです
デキちゃった結婚の離婚率を統計とる失礼な輩も多くいる中でわたしが今断言できること。デキ婚だけど幸せです
・3人の子宝に恵まれる
・確かにお金はない
・共働きが最低条件
育児も家事も確かに大変だけど、あのとき結婚しなければ見切ったんだろうなと思う相手の性格にだって寛大になれるのです。
・早い段階で覚悟ができた
・親として責任能力が上がった
・社会的責任が備わった
結婚とは
理想を追い求めるものではなく、互いに妥協しながら人生を新規開拓していくための共同作業です。
自分の損得で異性を判断したり、のらりくらりと「生きる」を漂うことがなくなりました。
親としての責任能力が上がることで仕事も頑張れるし、子育て技術の延長で先回りする能力も仕事を円滑に進めるための技も備わっていくのです。
自分の楽しさを、幸せを追い求める人生もあったかもしれない。
だけど今、その人生と天秤にかけられたとしても
わたしは毎日ひーひーしながら定時に上がるための仕事をこなし、悪戦苦闘しながら過ごす子どもたちとの時間、一本の缶ビールを奪い合いながら笑って過ごす夫との人生を選びます。
デキ婚だけど幸せ
「無計画だ」
「どうせ離婚でしょ」
たくさんある批判、非難を前にできちゃった結婚したわたしが今言いたいこと
幸せの定義は他人が決めることじゃない
世帯年収低めの我が家は
たぶん一生賃貸住宅暮らしだし
海外旅行とかも行けないかもしれない
ただえさえ子どもには共働きが故に我慢させてる部分も多いはず
だからこそ、
月に一度の外食に全力で喜べるし
年に一度のお誕生日ケーキのイチゴの偉大さを知っています
浅はかな人生を過ごした分、家族で過ごせる時間の尊さを知るきっかけになりました。
無計画を責められる以上に、楽しい生き様を見せて幸せを証明していきたいと強く感じています。
まとめ
未成年の妊娠・結婚には懸念しかありません。結婚適齢期であってもデキ婚だと格下に評価されます。
何かあったときやっぱりね、と言われるのができちゃった結婚の宿命なのでしょうか。
悲しいことにできちゃった結婚にたいする離婚率も決して低くはないのです。
もっといろんな経験をして欲しい
人生に明確なビジョンを描いてほしい
子を持ったからこそ分かるあの時のわたしの両親の気持ちも今なら分かります。
でも結婚のきっかけの種類にだけ捉われないで
無計画な妊娠をきっかけにわたしの幸せ計画は明確になりました。
きっとあのままでいたらわたしは今もふらふらしてたんじゃないかなと思うほど、このときにできた長女が人生の転機でもあり宝物なのです。
結婚するためのきっかけは何であっても素晴らしい
決してデキ婚を擁護するつもりはないけれど、結婚する意味を先付け後付けで判断する社会をなくしたい!わたしは密かにそう思っています。
こういう幸せの形を教えてくれてありがとう。
我が子3人と夫には感謝せずにはいられない今のわたしです。
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