「●○ちゃん、今日も恥ずかしがりながらですがお歌を上手に歌えました」
次女3歳の保育園からの連絡帳やお迎え時の先生の言葉はいつも穏やかです。
先生がいう娘は
大人しくて控えめでちょっぴり恥ずかしがり屋の女の子なんだって。
いや、全然違うんですが・・・!
家ではジャイアン状態の娘
確かに保育園に送りに行くときはいつもモジモジしています。上目使いでわたしにバイバイをします。
だけど全然違うんですよ。
家では
・お姉ちゃんのおもちゃを奪ったあげく、これを武器に殴打しまくる
・自作の歌を大熱唱(歌詞・メロディ共に不明)
・暇さえあればおしりを出して踊り出す
あ、そうそう壁にシールをたくさん貼られたり落書きされるのも大抵この子が犯人です。
お転婆気質の破天荒。
なのにどうして保育園ではそんなに猫をかぶっているんだろう。
最初は笑い話でいましたが、少しづつそれが気になるようになってきました。
家での様子と園での様子のギャップに悩み始めました
もしかして園では無理してるのかな?自分を出せずに苦しんでいるのかな?
3歳の次女は言葉覚えがゆっくりだったのもあり、わたしはそれで娘が素を出せずに空に閉じこもってしまっているのではないかと心配になりました。
先生との相性
友達との関係
トイレの快適さや給食の内容
考えれば考えるほどキリがありません。
家での娘の様子と保育園での様子が違い過ぎて、そのギャップをどう解決してどう埋めていくべきか分からなくなっていきました。
別に登園拒否をしてるわけでもない。それなりに普通に過ごしてるはずなのに。
先生とみる娘の姿とわたしの知ってる娘の姿がどうも違い過ぎているのです。
どちらも本当の性格であることに気付きました
わたしの悩みは案外あっさりと解決しました。それは保育園の運動会の日の事です。
家では何事にも抵抗なく挑む娘が運動会の自分の演目のときに直立不動で動かなくなったのです。
あれ?おかしいな。こんなの次女ちゃんらしくないな。
「ほら、いつもみたいにやってごらん!」
そう急かすわたしや家族の横で
「うふふ。今日は人がいっぱいいたらビックリよね。じゃあちょっとだけでもいいからね」
と落ち着いて待っていたのが先生です。
すると、ゆっくりですが娘はちゃんと演目をこなすことができたのです。
家ではなんでも先立って思いのままに進む我が娘
実は他所では引っ込み思案で行動に時間のかかる我が娘
どっちが本物の性格なのかではなくどちらも娘らしい一面の切れ端でした。
お姉ちゃんからいつも強奪するおもちゃはお人形ばっかりだし、
自作の歌には試行錯誤で練り込まれた歌詞があるし、すぐおしりを出すのはみんなが思わず笑ってしまうからなのかも。
先生がいうように
次女は、女の子らしくて慎重で周りの空気を気にする子なのかもしれません。
家と園でのギャップに戸惑っていましたがそのどちらも正解なのだと娘を受け入れることで気がとても楽になりました。
まとめ
家と園との様子のギャップがすごい!なんだか別の人格みたい!
そう考えたときに、子のストレス要因を探るのではなく一旦全て本物だと受け入れてしまったほうがすんなり腑におちます。
そんな側面もあったんだ。
普段の様子と照らし合わせて私たち親の気づきや学びになることもあるでしょう。
しかし園での様子があまりにネガティブなものならば、少し離れてみることも大切だと思います。
子どもと保育園の関係を観察してみよう!
子どもの性格ギャップを知ってより濃密な子育てを楽しんでみましょう。