18:01を表示しているタイムカードを確認した瞬間からわたしの戦争は始まります。
子どもたちを保育園から迎えて家に着くのが19:00
できるのなら21:00には寝かしつけを始めたい!
朝はご飯も支度もササッと済ませてスムーズに家を出たい!
フルタイムと3人育児をするわたしは
毎日時間に追われて生きています。
早く、急いで、時間がない!
自分だけでなく子どもにたいしてもそんな声かけが増えてきました。
フルタイム×子育てとの両立は辛い!
夫の協力があればあるほど良い!ですが、なんだかんだで子育ての主体はママになりがちです。
夫が出張や飲み会で不在のときのわたしの心はいつも以上に荒れています。
・子どもとゆっくりする時間がない
・自分の睡眠時間がない
・気持ちに余裕がない
朝は子どもたちを起こす前に自分の準備を完了させておくのが鉄則だし、例え準備万端でも子どもの機嫌次第であっさり時間ロスしていきます。
子どもたちを迎えた夕方から寝かしつけまではお祭り状態。
末っ子(0歳)が寝てから順番に次女(3歳)長女(5歳)が寝付いていくので時間もかかります。
ようやく子どもたちが寝た22時以降に洗濯を干し、お皿を洗う。
寝るのはいつも深夜、末っ子の夜泣きが酷い日の朝はとてつもないダルさが押し寄せてきます。
朝からダルい
仕事を終えてからの育児が辛い
子どもに何もしてやれない
家が汚い
鏡でみる自分の姿が汚い
時間が無い!
たったそれだけのことが原因でわたしの心も身体も一気に老け込みます。
会社辞めたい!
そう思ったのはもう何度目だろう
どうにかフルタイムを継続しながら楽しく子育て家事をする方法はないだろうか。
わたしはバリバリ何でもこなすスーパーママになるのを諦め、
手抜き上手のニコニコ母ちゃんになることにしました。
フルタイムで子ども3人を育てるための手抜き術5選
1.女児はリンスインシャンプーを使うべし
長い髪に憧れる女児はシャンプーだけで洗髪すると翌朝寝癖が酷くてブラッシングに時間がとられます。かといってコンディショナー/リンスまですると時間も出費もかかります。
今までどうして気づかなかったんだろう!
メリットのリンスインシャンプーはカラーリングしたことのない子どものまっさらな髪にしっとり馴染むし、翌朝のボサボサ具合が大きく改善できました。
ちなみにわたし自身はリンスインシャンプーでは頼りないのでシャンプー/トリートメントは分けています。
2.乳児は洗面所でお風呂すべし
子どもが3人だからって一気にいっぺんにお風呂に入れるなんてナンセンスです。効率を意識しよう!
3人育児をする上で大切なのは
まとめてやる、よりも2:1で分ける方が何かと早く完了することに気が付きました。
一気にやるのではなく、ながら運転で順番に進めてみましょう。
上の子2人をお風呂場に入れ込んだらまず乳児(0歳~2歳まで可)を洗面所で洗ってしまうのです。
・屈まないでいいから腰が痛くない
・そもそもボディソープ一つでいい
・洗う面積が少ないからすぐ終わる
髪の毛の少ない息子はボディーソープで頭から全身まで洗えるし、水が顔にかかっても全く平気な様子なので
お風呂が2分で完了します。
あちこち動き回る乳児にてこずる必要がない。
身体が収まるうちは洗面所でお風呂にいれちゃうのが時短もコスパも最高です。
・上の子2人がTVをみてる間に末っ子のご飯
・末っ子がミルクを飲んでる間に上の子の歯磨き
2:1で分けて順に子育てする中で、年齢の近い上の子2人が協力して完了させることも多くなりわたしが手を煩わせることが少しずつなくなりました。
自立心を育む
急ぐあまりなんでもママがやってしまうより、手をかけてやれない時間を作ることで子どもが考え工夫するようになります。
自分自身に「待つ」のゆとりがない時は、あえて「子どもを待たせる」子育てを始めてみましょう。
3.上の子を味方につけるべし
言葉の通じない乳児聞き分けのできない年少児
我を通そうとする年長児
こども3人をコントロールできずに歯がゆい思いをしてはイライラしてました。
味方をつけよう!
・お願いしてもいい?
・すごい!
・ありがとう!
テキパキと自分のタスクを消化するため3人を急かすより、長女(5歳)にお願いしてみたらあっさり解決できちゃった!
3人育児VSわたしはいつだって孤独、そう思っていたけどそれは違っていました。
「ママは今からご飯を作ります!お姉ちゃん(長女)は、お箸を並べてください!お姉ちゃん(次女)はこれをお願いします!息子くんはミルクを飲んでてください!以上!よーいどん!」
一緒にえいえいおーの掛け声をしてタスク分散しちゃえば思いのほかスムーズに物事が進むのです。
まずは上の子を味方につけよう!
イヤイヤ期の次女ちゃんは先出しして褒めることで、ずんずん前のめりにお手伝いするようになりました。
4.料理に手間暇かけるべからず
・腕によりをかける・愛情手間ひまかける
・料理は愛情
・母の味
そこから連想できる料理ってなんだか凄そうだし、こだわり抜いてて叶わない。
煮込みハンバーグだとかスパイスから作るカレーとか、だし汁から作る和風なんちゃらとか??
無理無理無理!
だってフルタイムだし、だってわたしだし。
料理上手で素敵なママには到底なれない気がして料理本を開く勇気すらありませんでした。
「ママのご飯だーいすき!」
10分で作った野菜炒めを前に娘が放った言葉でハッとした出来事
料理は時間をかけることだけが愛情じゃない
大したメニューじゃなくても喜んでもらえたら嬉しい
かけるのは手間ひまでなく、愛ある言葉
「今日は可愛いお皿に盛りつけてみました~ぁ」←ワンプレート
「今日はお祭りメニューでーす!」←ホットプレート
「美味しい!」
「美味しいっていってくれてありがとう」
優しく楽しい言葉が飛び交う我が家の食卓が温かい
料理本嫌いのわたしは、いつしか時短でも美味しく喜ばれるご飯づくりを研究するようになったのです。
今ではキャラ弁はトータル7分で作れますし、朝ごはんは思いの他菓子パンに頼らずとも何とかなってます。
5.常識を破ることを恐れるべからず
ここだけの話・寝る前はパジャマでなく私服を着せてそのまま保育園にGOさせる日もあります。
・朝ごはんが進まないときは昼ご飯は食べるでしょ!と全部食べさせるのを諦めます。
・例え自分でちゃんと洗えないと知っていても上の子だけでお風呂をさせることもあります。
・いつ寝てもいいよ!夜更かしを決め込んで子どもとリビングまで布団を持ちだして遊んだこともありました。
常識を破ることを恐れるべからず。
非日常を楽しむことが秘訣です
フルタイムで時間がない!
子育てに余裕がない!
そんなときは、そのスケジュール間でなんとかしっかりこなそうとするよりも自分の中の子育てルールを破ること、諦めることが大切。
そこを吹っ切れたときあなたも子どもも楽しく過ごせるようになるのです。
手抜きは罪でなく工夫
わたしはレトルトカレーでも可愛く盛り付けられる自信があります。子どものヘアスタイルは三つ編みよりも簡単なツインテールが鉄則です。
ご飯のあとの息子はいつもうんちをかますのでしばらくはズボンをはかずにオムツ姿でウロウロさせています。
手抜きは罪でなく工夫!
手抜き、時短、放任、どこをとってもそれが家族の笑いに繋がればそれは工夫でしかないのです。
まとめ
時短勤務からフルタイムにスイッチしたときあまりの時間のなさに育児を楽しむこと、家事をすることが全然思い通りにいかずヤキモキしてました。
まだ幼い子ども3人が同時にハプニングを起こした日は頭の中がどうにかしてしまいそうになるほどイライラが止まりませんでした。
夫が協力的であっても「まだ足りない」と感じてはわたし自身、彼に感謝する気持ちをなくしていきました。
自分の中の張り詰めた空気を抜くこと手を抜くこと
頑張ってこなしてたあの頃より手を抜いた今がわたしも家族も穏やかです。
時間はないけど、楽しもう!
ちょっぴり常識はずれでちょっぴり愉快な共働きを始めてみましょう。