ママ?お母さん?それとも呼び捨て?もしくはニックネームで呼ぶ場合もあるのかな??
わたしの娘たち5歳、3歳は今までずっとわたしのことを「ママ」と呼んでいました。
幼稚園から帰ってきた長女5歳が突如わたしを「お母さん」と呼ぶようになっていて驚き!
今日は子が親に使う名称を紐解いてみようと思います。
親の呼び方それぞれの持つイメージ
「ママ」
・赤ちゃんでも言いやすい・愛着が沸く
・グローバル感がある
赤ちゃんとママを繋ぐ初めての言語はやはり「ママ」という単語がメジャーでしょう。成長過程でも乳児検診や定期検診で発語をチェックするときに基準になる名称です。
わんわん、まんま、パパ、ママ
繰り返しの言語は子どもにとって安心感を与えるし、愛着も沸きやすく、親しみやすい印象があります。
「Mam」「Mamy」
ママの語原はそもそもが英語だからわずかながらのグローバル感も感じます。
「お母さん」
・礼儀正しい子のイメージ・小学生以降はこの呼び名が大多数を占める
・日本らしい奥ゆかしさがある
特に幼稚園以下、2〜3歳くらいの幼児がお母さんと呼んでいるのをみると、教育の行き渡っている礼儀正しい子のイメージがあります。
「母」や「父」を丁寧にするため頭に「お」をつけ、さらに末尾に「さん」までついてくる!
親を敬う日本らしい奥ゆかしさも感じられます。
ママからお母さんに切り替わる小学生、
周りにも影響され少しずつ、成長していく様が呼び名からも伝わり微笑ましくなります。
別にこう呼びなさいと教えたわけでもない。
ある日からわたしをママでなく「お母さん」と呼ぶようになった長女からは
周りに合わせる協調性
背伸びしようとする意欲
今までやったことない(言ったことない)ものへの挑戦心
小さな成長のスタートが垣間見えたような気さえしました。
「○○!」「○○ちゃん」と呼び捨て
・親も子も友達・親も子も平等
・信頼関係を築きやすい
友達のような親子になることがわたしの目標ですが、ついつい口からは「ダメでしょ」「ママの言うことを聞きなさい」というような上から目線の指示ワードでいっぱいになってしまいます。
「○○!」「○○ちゃん!」
一般的ではないけど、子どもが親のことを友達のように呼び、会話をする家庭は親と子、いずれの立場も平等であり互いに心開けてる印象がありました。
ある程度の年齢になると、困ったとき悩んだとき落ち込んだとき身近で頼るのは親ではなく友達になっていきます。
呼び捨てで子どもに名前を呼ばせるのには賛否両論ありますが、わたしは子と親の信頼を築く窓口としてアリかもしれない、と感じるのです。
もしかしたら、かけがえなのない親が心置きなく頼れる親友になるのかもしれません。
母として資質を問われるのは呼び名では決してない
わたしが思い浮かぶ親の呼び名のイメージにはそれぞれの良さがあります。当然ながらどれが正しいとか正解とかもありません。
ママと呼ぶ子が別に幼すぎるわけでもないし
お母さんと呼ぶ子も破天荒なことをしたくなります
親を呼び捨てに呼ぶ子だって親を尊敬し、目指す部分もあるでしょう
母としての資質は決して呼び名だけが全てではないはずです。
まとめ
わたしは我が子にはグローバルな視野を持ってほしいし、
それなりにしっかりした子に育ってほしいし、
友達のように何でも話せる存在になりたいと思っています。
子どもに自分のことをなんと呼ばせたらいいのかな?ふと気になって考えてみたけれど、正確な答えは見つかりませんでした。
だからこそ気づいたことがあります。
我が子の名前をたくさん呼ぼう
親の呼び名は無数にあります。だけど、
我が子が産まれたときに溢れる感情を取りこぼさないようにと名付けた我が子の名前と想いは一つしかありません。
我が子の名前をいっぱい呼ぼう
話しかけよう
会話をしよう
どんなに小さくても大きくなっても築ける信頼はいつもすぐそこにあります。
子にどう呼ばせるかよりも大切なこと。
呼ばせるよりも呼んでいこう。
今も昔も変わらぬ想いを我が子の名前を通して伝えていこうと心に誓う今日のわたしです。