最近ハリーポッターにはまっています。
というかシリーズ1「ハリーポッターと賢者の石」を見るとぶっ続けで全シリーズを見てしまうほど好きです。
半年に一回はそのサイクルを繰り返しています。
ついに待ち切れずにすでに出版されている
「ハリー・ポッターと呪いの子」のスペシャルリハーサルエディションスクリプトを買って読みました。
ネタバレなし。
本ならでは魅力とその見どころを紹介します。
ハリー・ポッターと呪いの子はこんなお話
ハリー・ポッターがヴォルデモートを倒した後からのストーリーです。主人公はハリーの次男アルバス・セブルス・ポッターとドラコ・マルフォイの息子スコーピウス・マルフォイをメインにお話が進んでいきます。
ここでいう呪いの子というのはまさしくこの二人のことを表しています。
ヴォルデモートを倒したことで魔法界で超有名人の父ポッターの元生まれたアルバスは、その肩書きと自分の名前の由来に挟まれて息苦しい思いをして育ちます。
(ポッターが尊敬する魔法使いアルバス:ダンブルドアとセブルス:スネイプから名づけられました。)
また闇の帝王の手下にあったマルフォイ家で育ったスコーピウスは周りからいじめられ気が弱く、とても臆病者です。
そんな二人がお互いの境遇を知りながら、絆を深めていく友情の物語。
親になったハリーがうっとおしい!と思う気持ちと
どうして親の心をわかってくれないの、という気持ちが交差してなんとなく歯がゆい。
子育ての難しさ、親と子の気持ちのすれ違いが丁寧に描かれていて、
不思議な魔法や夢あるお菓子だけに妄想を膨らませてワクワクするような今までのシリーズとはちょっと異なります。
親になった今、
ぜひ読んでほしい一冊です。
この本の魅力、見どころ
・過去のシーンが振り返れる
「ハリー・ポッターと呪いの子」のキーになるアイテムはタイムターナー(逆転時計)です。アルバスとスコーピウスは過去を変えようとタイムターナーを使って時空を旅します。
「ハリーポッターと炎のゴブレット」がメインとなっていくのでぜひ本書を読む前に映画でチェックしておくとより楽しいかもしれません。
・ロンがハーマイオニーと結婚した理由
・もし、あのときセドリックを救えたとしたら
・もし、スネイプが生き残る世界があったとしたら
映画の中ではすでに完結しているハリーポッターのもう一つのエンディングが一挙に見える
過去のシーンを振り返りながら、こんな終わり方もあったのかもしれないと想像してみることができます。
・ほとんどがセリフ
スペシャルリハーサルエディション(舞台作品)ということで本の活字はほとんど台本のセリフです。情景を示す文言や、体現が最小に抑えられていてさくさく読めます。
小説や文庫本よりも読みやすい!
絵のない漫画みたい!
ハーマイオニーとロンのやりとりもクスッと笑えます。
じゃれ合うシーンや、シリアスなシーンもセリフだけでストーリーに引き込み、最後まで息を呑む展開が用意されてます。
映画をそのまま見ているかのような錯覚に陥りました。
・親になったハリーの不器用さがツライ
自分の血が通ってるはずの我が子なのに通じあえないこんなに愛しているのにうまく伝えられず叱ってしまう
魔法界の英雄のはずのハリーも、父親という肩書を前になすすべもなく右往左往します。
息子アルバスとのすれ違いはあまりにもありきたりでいて、あまりにも自然で
人間界にいるわたしですらも胸を打たれまくりました。
ハリーポッターシリーズはこれまで現実とかけ離れた世界が魅力的でした。
でもこの作品は現実的な心情こそが魅力です。
呪いの子が映画化するならこれまでの俳優陣がいいな
本を読んだ素直な感想は思い描く、頭に入ってくる映像がまんま映画のような展開で
頭の中でハリーはダニエル:ラドクリフだったし、
大人になったエマ・ワトソンはさらに魅力的です。
ていうか、ハリーポッターシリーズ後半はロンの体格が厳つく男らしくなっててちょっとドキドキしなかった?
もし映画化するならぜひこれまでの俳優陣でやってほしい~!
映画ハリーポッターを見るならU-NEXTがおすすめ
ハリーポッターシリーズを映画でみるならTSTAYAかUーNEXTがおすすめ
TSUTAYAでなぜか「秘密の部屋」がずーーっと貸出中でイライラしました。
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ビンボー主婦は31日だけ満喫します(*^^*)
映画もドラマもアニメも見放題
一度みるとハマるハリーポッターシリーズはまとめてみるのがすっきりします。
おわりに
はじめて「賢者の石」をみたときは空飛ぶほうきやカエルチョコにワクワクした
「秘密の部屋」をみたときは
鏡に映る自分の将来を妄想して同じように夢を馳せた
「アズカバンの囚人」には家族愛を感じ
「炎のゴブレット」では淡い恋物語にキュンとなった
「不死鳥の騎士団」はとにかくルーナが可愛くて
「謎のプリンス」はあんまり覚えてないけどスネイプが良いやつってことがわかった。
「死の秘宝」は謎めいていたけど秀逸なエンディングだったとおもいます。
「ハリーポッターと呪いの子」はすべてのシリーズが腑に落ちて小さな謎が全部すっきりした作品でした。
わたしのも魔法が使えたらな、
なんて想像してたらこんな時間、すっかり夜更かし気味の今日のわたしです。