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「●●とは一緒に行かない!」小1娘はじめてのお友達トラブル

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我が家は小学校の登校コースのちょうど道沿いに面しています。

朝、玄関で立っているとちょうど誰かが必ず登校していきます。

小1娘ははじめこそ学校の靴箱や教室の前まで送っていましたが、それはもう本当に最初だけの話。

ちょうどいい立地条件もあって家の前で仲の良いお友達を見つけては

長女「一緒に行こう!ママ、行ってきます!」

わたし「行ってらっしゃ~い!今日も楽しんでねー!」

そう声をかけて元気に登校していく様子を見送っていました。


「●●とは一緒に行かない!」小1娘はじめてのお友達トラブル

今日はお休み明け、+祝日明けの火曜日
ほんの少し準備に手間はとったけど、いつものように靴を履き家の玄関の前でお友達が通るのを待ち伏せします。

娘「あ!Aちゃんだ!おはよう~!」

少し遠くに同じクラスのお友達をみつけて娘は嬉しそうです。

いつもなら声を聞いて駆け寄ってくれるはずのその子が今日はどういうわけか、娘の声に無反応。
娘は登校コースを逆走する形でAちゃんに歩み寄りました。

娘「Aちゃん、一緒に行こう!」

お友達「ダメ!●●(娘)とは一緒に行かない」

娘が戸惑いながらも一緒に並んで歩こうとすると、お友達は歩みを止めてしまいます。


こっそり見るには耐えられなくなりわたしは娘に声をかけました。

わたし「●●(娘)、今日はママと一緒に行こうか。Aちゃんいつもありがとうね」

わたしの姿に気が付くとAちゃんは顔を合わせることなく走って学校に向かっていきました。



娘ははじめてのお友達の拒否にすっかり元気をなくしています。

きっと話を聞こうとすれば今にも涙が溢れてしまいそう
かといって娘の気持ちに同調して寄り添うには情報量がありません。


元気はないけど学校に進む足どりだけは順調な娘に
わたしはどう声をかけてあげればいいか分からなくなりました。

これまでの娘はただマニュアル通りに育ってた

「ごめんね」と誰かが言えば「いいよ」って許してあげる
「(仲間に)い~れて」と言えば、お友達はすぐできた。

「お友達になろう」
小学生になってすぐは、あまりに張り切りすぎてそう律儀に友達を作ってきたよね。

よくあるテンプレートの言葉の行き交い
丁寧すぎるほどマニュアル通り

娘は幸せにも今まで、
特につまずくことなくお友達との関係を築いてきました。


おもちゃを貸した貸さないなどの喧嘩や
ぶった、ひっかかれたのダイレクトな喧嘩は今までも姉妹間でも当然のようにやってきた。

でもこういった
理由の不透明なお友達トラブルは今回が初めてでした。


きっとAちゃんにも理由があるし
もしかしたらわたしが知らないだけで、娘も同じようなことをしたのかもしれません。



すべて憶測だけど、ただひとつわかっていることは

多かれ少なかれ、誰もが通る経験だということです。

相手に拒絶されることの悲しみ
無視されることの恥ずかしさ
たくさん味方はいるはずなのに、たったこれだけのことで一気に孤独になる気持ち


娘は、わたしに見られたことが気になるのか申し訳なさそうな顔でそっぽを向いて歩きだしました。



大丈夫
大丈夫だよ


この経験を忘れないで。
きっとあなたは傷みのわかる人になるよ。

大丈夫
大丈夫

いつでもわたしはあなたの味方だよ

わたしは心でそう叫びながらも気丈に揺れる娘のランドセルを黙って見送りました。


おわりに

はっきりと叱ってくれる友達がありがたいこと
自分のことのように笑い、泣いて、怒ってくる友達に出会う奇跡

いつか気づく真の友情はこれから先にたくさんやってきます。
小学校1年生の知ってるコミュニティはまだ小さくて言ってもなかなか伝わらないかもしれないね。

気の合わない人にこだわらないスルー力
ときに立ち向かう必要のある勇気

いろんな理不尽や非マニュアルな出来事がわたしたちを強く優しく成長させます。
きっと何もない人生が幸せなのはわかるけど、経験して誰かに還元できる人生はもっと素敵なはず。

娘よ、大いに傷つけ、大いに学べ


今後は娘とその子の様子を注意深く観察しながら
娘と一緒に考えていこうと思います。


今日はあなたの好きなシチューにするから
いっぱい食べて、楽しい話のつづきをしよう。

娘の気持ちと同じようにまだ胸を痛むけど、帰宅後のスケジュールを組みなおす今日のわたしのお昼休みなのでした。




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