時短勤務で働くママ VS 3人育児とちょいぽちゃ旦那

社会人歴=妻歴=ママ歴のわたしが、育児、夫婦、お金のことを書いてます。小さな発見を大切にをモットーにしたブログです。

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「子育てに文句いうなら子ども産まなければよかったのに」というメールをいただきました。

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フルネーム
ちゃんと返信用のメールアドレスも添えられていました。

「子育てに文句いうなら子ども産まなければよかったのに」

送られてきたメールはこの一文だけ。
でも宛先が丁寧だったからわたしはそれを真摯に受け止めて考えてみようと思います。

子どもを産んで寝る時間がない
子どもの養育、教育費でお金がない
夫が協力してくれなくてツライ
共働きがツライ

届いたメールそのままに
わたしは子どもを産んだことでどれほどの文句を吐いてきたことでしょう。


すべてが想定外!文句ばかりの自分にわたしも驚いています。

陣痛は鼻からスイカって聞いていたけど、
そんなジョークっぽい表現じゃない!マジで死ぬかと思う痛みでした。

独身時代から睡眠時間は短い方。
夜更かし上等!って思ってたけど、育児の夜泣きって寝れないだけじゃなく孤独だからツライんです。

子ども3人
ご飯もモリモリ食べる上、習い事も始めたせいで毎月余裕がありません。
今流れていくお金もたくさん、備えておきたいお金もたくさん。


楽しかった仕事も
子供のせいで順調にいかなくなりました。
出産のたびに産休、育休でキャリアがストップ。復帰し挽回しようとも子供の体調不良で急ブレーキ。あの頃のようにバリバリ働くことは難しいように思います。


かっこよくて優しかった彼氏はどこいった?
今では育児の目を盗んではゲームやバスケに勤しむちょいぽちゃ旦那。

「わたし、方向音痴だから助手席専門!」
入念メイク、ありったけのぶりっこで甘えた可愛いわたしはどこいった?

今では簡易メイク、保育園への最短ルートを駆使し華麗なハンドルさばきを見せつける、チャキチャキバキバキの鬼嫁へと様変わり。


どうやらわたしの人生は子どもを産んですっかり変わりました。
冗談もたくさんあるけれど、文句ばかりになったのは言うまでもありません。

こんな風になるなんて自分でも想定外!
わたしはもっとキラキラ今も輝いているはずでした。


わたしがもし、子どもを産んでいなければ

子どもを産んでいなければ
死ぬほどの痛みを経験せずにすみました。

子どもを産んでいなければ
今もぐっすり朝まで眠り快適健康な身体を維持していたことでしょう。

子どもを産んでいなければ
仕事だってもしかしたら係長くらいの地位に君臨していたかもしれないし、服もコスメも旅行も我慢せずに自分にお金を投資しつづけます。

子どもを産んでいなければ
夫の子どもっぽくてぐうたらな部分を素直に可愛いと思えただろうし、

子どもを産んでいなければ
わたしは夫に可愛いと思ってもらえそうなドジや失敗を今も見積もり計算してたでしょう。


子どもがいなければ・・・・。
できたこと、叶えられた夢、キラキラ輝く未来が手に入ったかもしれません。

でも想像してみてどうでしょう。

わたしは今まで一度も子どもを産んだことを後悔していません。
むしろ子どもが、我が子が産まれてきたことには感謝しかないのです。



子どもを産んでいなければ
(こんなの陣痛に比べればまし!)
ある程度の痛みが序の口になる強い母にはなれなかったでしょう。

子どもを産んでいなければ
枕に頭がつくと同時に寝る、入眠最短ルートの心地よさを知りません。

子どもを産んでなければ
社会的地位ばかりに気を取られて、一緒に働く人との良好な関係に目を向けるゆとりなんてなかったはず。

子どもを産んでいなければ
節約や生活の知恵を工夫するなんてことはしなかったでしょう。

夫の変わらない部分に感謝する気持ち
自分が変わったことで、発掘される知識や新しい目標は今では生活の軸となっています。


わたしは我が子がいるからこそ
できたこと、叶えられた夢があり、今人生そのものがキラキラと輝いています。


子育て中に文句をいうこと

子育てに行き詰まる
子育てにつまずく
子育てに弱音を吐く
子育てに臆病になる

子育ては葛藤の連続です。

わたしは完ぺきにこなせるスーパー母さんでもないし、
さらには静かに悲しみや苦しみをひとり噛みしめるほどの余裕も冷静さもありません。

「文句いうなら産まなければいいのに。」
っていう人の気持ちも分からなくもないけど


子育て中の悩み、失敗、弱音、不安、臆病さすべてを【文句】という言葉一つで区切ってはほしくないのです。


行き詰まるから問題に向き合うし、
つまずくから失敗を繰り返さないし、
弱音を吐くから明日を強く過ごせます。

臆病だから、謙虚になれます。
完ぺきな母親ではないから、おこがましく誰かの育児を非難することはありません。

育児にたいして悩んだり、泣いたり、こうなるはずじゃなかったと言葉に出すことで、アドバイスをくれる人や共感してくれる人にも出会えました。


文句言ってもいいじゃない。
ママは一人でママになるのではありません。

我が子がいて、理解してくれる夫がいて、共感し、同じように葛藤するママたちがわたしを母にしていくのです。


おわりに

子供の保育料が高い
仕事との両立がきつい
夫が非協力的でツライ

なんて言葉はいわば決まり文句で、どの時代、どの家庭においても育児中には付き物です。

文句にオチを

不平不満の文句だけは確かに面白くないしね。

私は今後、子育てする中で得た知識や経験をもとにオチをつけて楽しく発信していければと思います。

・保育料が高いって思ってたけど小学生に進学したら一気に貯金できるようになったよ!

・仕事との両立きついけど、定時に仕事がきり上がったらもう最高よね!

・めったに料理しない夫がこないだシチュー作ってくれたの。人参がそのまま入ってて家族みんなで笑ったわ。

育児中の文句に前向きなオチがつけれる人生を歩みたい。


母として成長していくごとに新しい知恵を発掘し、上手い解決策をたくさんみつけていこうと思います。

今日も発展途上中。
メールをくれた方に感謝して、わたしの育児は再スタートしました。