下地から気合が入ったメイクにサングラス、アームカバーに日傘で保育園の送迎をするわたしを横目に子どもたちはプールバッグを担いで嬉しそうに門をくぐっていきます。
今年もプールの季節がやってきました。
プール遊びは思いのほか体力を使います
体力を消耗するから元気に見えても健康チェックは欠かせません。検温、朝ごはんをしっかりとることはもちろん、「プールに入れるかどうか」の基準をまとめてみました。
プールに入れる??
病気の種類・判断基準
・水いぼ
基本的に入水は可能!治療の緊急性はなく、プールもOK!ただ、肌どうしが直接触れることがないよう耐水性のある絆創膏を貼るのがおすすめです。
ビート板を介して移ることもあるので、腕や胸あたりの水いぼには配慮が必要です。
・滲出性中耳炎
発熱や、耳の痛みが無ければ入水は可能!定期的に耳鼻科を受診し相談していることが前提です。症状が安定していればプールは可能なことが多いです。
その日その日の体調や症状をよく観察してみましょう。
・アレルギー性鼻炎
入水可能!他に症状が無ければ大丈夫。鼻をかんでから入りましょう。
・アレルギー性結膜炎
症状が落ち着いていれば入水可能プールから上がったらよく目を洗浄しましょう。
・頭じらみ
基本入水は可能水泳キャップ、タオルの持参は鉄則。髪の毛の接触により感染するので早急に駆除してください。
・手足口病
医師の診断・経過によっては可能症状が軽快してからも、1ヵ月は便や唾液からウイルスが排せつされます。ただ一般的に症状は軽くプールでの感染よりも日常生活で感染する機会の方が多いため本人が元気で登園できるのなら入水制限はかけていないのが現状。
感染直後~発症ピークは入水不可
・ヘルパンギーナ
医師の診断・経過によっては可能回復してからも約1カ月は便や唾液からウィルスが排せつされるため注意が必要だが発熱・のどの痛みがなくなり食欲もあり登園ができるのならプールも可能
・咽頭結膜熱(プール熱)
流行性結膜炎
入水不可感染すると登園停止となり、登園は医師の意見書が必要です。
伝染性が強い。ゴーグルやタオルの共有でうつってしまいます。
とびひ
入水不可プールの水ではうつらないけど、水泡やびらんがあるときに水中で皮膚がふやけると悪化しやすい。
本人の皮膚保護のためのプールは避けましょう。
急性中耳炎
入水不可症状がある場合は、プールには入れません。
その他チェックすべきポイント
・熱はないか・鼻水が普段よりでていないか
・下痢・嘔吐はないか
・目ヤニはでていないか
・喉の痛みがないか
・排便は済ませたか
・爪は短く切ってあるか
いつも通りの子どもがいつも通りであるかどうかのチェックは必要です。
また、一緒に入るお友達に迷惑をかけないためにも入水前の健康チェック、プールカードの記入はちゃんとしましょう。
まとめ
「プールカードがないと今日のプールは見学です」プールバッグを担いで登園した娘に厳しく言い放った先生の気持ち
今ならすごく理解できます。
子どもの体調をチェックして楽しい夏と楽しいプール活動を過ごしましょう。
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