長男1歳6か月
お食事時
ようやく手づかみからスプーンやフォークを使うようになりました。
お!今回はだいぶ早いほうかも!
思えば次女のときは2歳~3歳まで手づかみでしかご飯を食べてくれなかったと記憶しています。
赤ちゃん~幼児の手づかみ食べはいつまで?
どうやったらスプーンやフォークを使って食事をするようになるのでしょう??
今日は手づかみ食べ卒業までのステップを紹介します。
食い意地が勝つか興味が勝つか
テーブルマナーを教えていく中で食器を使うことは必須です。いつまでも手づかみで食事をしようとする姿に焦ってしまうことがあります。
「ほら、ちゃんとスプーンを持って食べなさい」
そういうと当時2歳の次女は左手でスプーンを握り、右手でごはんを掴み食べ始めました。
現在1歳の長男は夕飯をテーブルに並べると、食べるよりも先にスプーンを催促し始めます。
手づかみ食べはいつまで?
どうやってスプーンを持つ練習を始めたらいいの?
いろんなきっかけを考えてみましたが、結局は
食い意地が勝つか、興味が勝つか
おいしそう!
早く食べたい!
もっと食べたい!
そう思う子は、スプーンを使ってたべるより手づかみ食べのほうがてっとり早いし、
スプーンが気になる!
すくってみたい!
さしてみたい!
食べ物より食器に興味を持つ子は手づかみ食べは早くに卒業します。
手づかみ食べ卒業の適齢期は月齢でも年齢でもなく
この子自身の性格で決まります。
ご飯をもりもり食べることも
スプーンを使って食べることもどちらも悪いことではないのですから
ゆっくり焦らず子どものペースに合わせてあげましょう。
手づかみ卒業までの5ステップ
ステップ1:思いっきり手づかみ食べをさせる
・感触を楽しむ・食を楽しむ
・空間を楽しむ
食事の楽しさを感じることがファーストステップ
ご飯がぺちょっと手につく感覚はなんだか不思議
小さなお豆をつまむのだってちょっと難しいよね
でもお口に上手に入れられたときはうれしいし、もぐもぐ食べるといろんな味がして面白い!
食事が楽しくなると、椅子にちゃんと座るっていう難関もあっという間に突破します。
まずは汚れを気にせず、手づかみ食べを思い切りさせましょう。
ステップ2:手洗いを徹底する
ご飯を食べた後は、汚れていても汚れてなくても自分で手洗い赤ちゃんのうちは、濡れ布巾を使って一緒に拭き拭き
・べちょべちょの手もすっきり
・石鹸のいい匂い
・「きれいになったね。えらいね」
食事のあとの満腹感に加え、なんとなくさっぱりして気持ちいい!
考えてみたらおててになんかくっついてるのってなんとなく気持ち悪いもんね。
きれいな手を覚えると、食事中でも手についた海苔や米粒を不快に思うようになります。
公園で遊んで床に手をついて土がついたとき
裸足で歩いててお菓子のビニール片が足にひっついたとき
だって同じ!
清潔な状態を知ることこそが習慣になっていくのです。
「すっきりしたね」
「きれいになったね」
「偉いね」
の声かけと合わせて手洗いを徹底しましょう。
ステップ3:ママが目の前で上手に使う
赤ちゃん~幼児の食事ってあらかじめ子どもが食べやすいようにお台所の段階で小さく刻んで調理したり、少なく盛ってしまいがちです。
そろそろ手づかみ食べを卒業させたいな、
そう思ったらあえて子どもの食べやすいサイズでご飯を用意するのをやめましょう。
いつもならミニサイズにして焼くハンバーグも
一口サイズのニンジンも
おにぎりにするごはんも
1.食べやすいサイズにするのではなく一人分の分量でポン出し
2.子どもの目の前で
3.おうちの人が目の前で食べやすいサイズに切り分ける
お箸で割ってあげるもいいし、スプーンで切り分けてもいい、
「あぁ、こうして使うものなんだ」
食器や使い方に興味を持てばそこからは早いです。
自分でやってみたい!
目の前で見せることで用途をわかるようになり、自主性が芽生えます。
ステップ4:フォークで刺したものを持たせる
持ち手の短いフォークを持たせてみましょう。補助して目の前の食べ物をぶすっとさしてみましょう。
子どもは
・押すもの(ボタン)
・ひっぱるもの(紐)
・さすもの(棒)
が大好きです。
フォークに刺さった食べ物は幼児にとって画期的アイテムなのです。
ステップ5:可愛い食器で気分を上げる
・ママは洗い物が楽しい・子どもは食事が楽しい
可愛い食器があると、気分が上がります。
キッズプレートやキッズ食器は
電子レンジでのチンにも使えるものが多く、落としても割れにくいプラスチック製がほとんどです。
持ち手も短く、フォークの先だってそこまで鋭くありません。
安心、安全、可愛い
可愛い食器が1セットあるだけで、親子の気分も上がります。
イケアの食器は、2000円以下で36個の食器がついてくるのでおすすめです。
コップもボウルもスプーンもフォークもヘビロテ中
手づかみ食べを卒業したからといって楽になるわけではありません
ドロドロべちゃべちゃになって食べるのが手づかみ食べテーブルも床もあっという間に汚れちゃう
早く自分で上手に食べるようになってほしい~!
そう思って手づかみ食べを卒業させようと躍起になりがちですが要注意
手づかみ食べを卒業したからといって楽になるわけではありません。
相変わらず顔も手もぐちゃぐちゃ
床も汚い
たまに「フーフー」するのを忘れて熱いって泣く
1歳6か月の息子の食事補助はかえって大変になりました。
●ひじきがあご髭化してるおじさん赤ちゃん
手づかみ食べを卒業後は、「きれいに上手に食べる」が課題になっていきます。
ここからは練習あるのみです。
おわりに
お食事中、お食事後はべちゃべちゃ幼児にボロボロ食べこぼされたテーブルや床のお片付けにへとへと
でも自分で食べた!と自負する息子の顔を満足気です。
「今日もいっぱい食べてくれてありがとう」
床を拭きながら、お皿を洗いながら息子の成長ににやけて笑う今日のわたしなのでした。