時短勤務で働くママ VS 3人育児とちょいぽちゃ旦那

社会人歴=妻歴=ママ歴のわたしが、育児、夫婦、お金のことを書いてます。小さな発見を大切にをモットーにしたブログです。

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他人が叱ることの効果

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反抗期の子どもや小さな子供がいると、
何度言っても繰り返し同じことをされたり
検討違いな屁理屈で言い返して来たり、
聞いてるのか聞いてないのかわからない態度をとられたりすることが多々あります。

わたしのしつけ方が悪いの?
パパが言うと変わるのかしら?

食事中に兄弟、姉妹にちょっかいを出す
喧嘩の果てに手が出る
乱暴な言葉を使う

ここ最近は、5歳次女の目に余る態度にいつもやきもきしていました。


親が叱っても効果がないときもある

・叱られ慣れている
・よその目が気になって親がちゃんと注意できない
・子供自身が衝動を抑えることができない

何度も何度も注意しすぎて、親がいうちょっとやそっとのことはもう心に届いていないのかもしれません。

立ち止まる、手をひく、目線を合わせる、優しく諭す、厳しく言い聞かせる
いずれの場合でも、これらが家でなく外だと子供のテンションも相まってさらに状況は悪くなります。

外出時は、叱られてる子ども以上に叱ってる親のほうが恥かしく感じてしまうものなのです。

結局は子供、言っても聞かせても衝動的な行動は止めることができません。

「お行儀よくしなさい!」娘が知らないおばさんに叱られました

子供を連れてファミリーレストラン
この日は夫も仕事が遅く、私は8歳、5歳、3歳の娘息子を連れて4人で入店しました。

お水が運ばれ、メニューを長女に見せてるとき
初めてのお店に少しテンションが高い次女がグビグビと自分に運ばれたお水を飲み干します。

次女は飲み足りなかったんでしょうね。
目の前に座る弟(3歳)の水を奪いとり飲もうとした瞬間、嫌がった弟は甲高い声をあげて叫びました。

(またか・・・)
もう見慣れたこの行動に少し飽きれたわたしが次女を注意しようとしたそのとき、隣でコーヒーを飲んでたおばさまが娘に険しい顔をしてこういいました。

「ちゃんとお行儀よくしなさい!」

次女はこの日はじめて知らない人にお叱りを受けたのです。

それからの次女の態度

「お店の人におかわりくださいって自分で言っといで」
続けたわたしの言葉に、娘は静かに席をたちお店の人がいるカウンターへと向かいます。

食事が運ばれてくるまでの時間
食事が運ばれきてから食べ終わるまでの時間

次女は終始となりのおばさまを気にしながらも
静かにそして姉や弟を喧嘩をすることもなくおとなしく座っていました。

怖かったかもしれません
ショックだったかもしれません
恥ずかしかったかもしれません

きっと娘は今日のこの日を度々思い出して忘れることはないでしょう。

食事を食べ終え、席を離れるとき
「お騒がせしてすみませんでした。ありがとうございます。」
わたしがそう頭を下げると、おばさまは、さも何でもないことかのように

「いいのよ。いいのよ。」と先ほどとは違う優しい顔と言葉で微笑んでくれました。

他人が叱ることの効果

きっと次女はショックな気分になったかもしれませんが、わたしは今回のおばさまにとても感謝しました。
その理由は

・娘の行動の終始を見ていた
・厳しい顔、厳しい口調で叱ってくれた
・解決策で注意してくれた


前出したように大きな声で叫んだのは水を取られた息子(3歳)のほう。
おばさまが注意したのは、それを横取りしようとした次女のほう。

兄弟喧嘩の発端をおばさまはちゃんと見ていたのです。
そして、他人の子だからと甘やかすことはしませんでした。

大人のいう「優しく注意する」はときに、子どもにとってなんてことない一部にとらわれてしまいがちです。
わたしが家で注意するような顔や声、親の顔をこのおばさまはわたしに代わってやってくれたのです。

「うるさい!」
「子どもをこんなとこに連れてくるな」等

バスや電車の公共施設でのマナーや心無い声が飛び交うニュースが多い中、おばさまは一言「お行儀よくしなさい」といったまで。

まだ5歳の子供にもその意味はすぐに理解できます。
ただ叱る、怒るというわけでなくおばさまの言葉はスムーズに娘に解決方法を教えてくれました。

(お行儀よくしなきゃ)
静かに座ってたべる
姉や弟にちょっかいを出さない
自分勝手な行動をしない

わたしが導くよりも先に娘はその意味を理解したように思えます。

まとめ

もし、わたしがほかの子がする目に余るイタズラや誰かに迷惑をかける行為をしたときあのおばさまのようにちゃんと叱ることはできるのだろうか?

この子の親になんて言われるだろう
子供がショックを受けたらどうしよう
そもそもそれはおせっかいなんじゃないだろうか

いろいろなことが頭にかすめて結局のところ何もせず、見て見ぬふりしていた方がラクだという結論になってしまいそうです。

でも、
子供にとってそれは本当にいいことなのかな?

子育ては親がするもの
しつけできていないのは親の責任

こういった風習はいつできてしまったんだろう。

隣り合わせになってしまったおばさまに迷惑をかけ、そして指摘を受けることで
娘含めわたしまで考えさせられるいいきっかけになりました。


同時に外で「叱ること」「注意すること」を我が子にためらっていた自分にも気が付きます。

いけないことをいけないと教える

しつけという以前にシンプルなこの行為にもっと前向きでいよう
場所、時、人を選ぶことなく子供と向き合えていけたらと、感じた出来事でした。