「もう宿題やりたくない」
「なぞり書きが嫌いなの」
「さんすうだけがいい」
長女が小1になったのをきっかけに、春から公文に通うようになって1カ月が経過
宿題サクサク順調に終わる日もあれば、上記の言い訳を並べてダラダラし、いつまでたっても終わらない日もあります。
わたしの心に余裕がない日はさらに大変!
なかなかフォローの効いた言葉をかけてやれず、しくしくと涙を流しながら宿題に挑む日も出てきてしまいました。
このままではよくない気がする。
我が子にはお勉強が楽しい!って思ってほしいのに・・・。
わたしは嫌々公文の宿題に取り組む娘の様子に悩むようになってきました。
子どもが勉強嫌いになったらどうしよう!公文の闇
・週2で教室・週4で家庭学習
・宿題のプリントは1日20枚と多め(一教科10枚×2教科分)
・ひらがな覚えたての長女はなぞり書きが苦手
今までいい意味で遊びまくっていた保育園・幼稚園とはうって変わって公文に行くようになってから娘はお勉強尽くめになりました。
そうでなくても小学生に進学したことで日中の過ごし方もガラっと変わります。
机にちゃんと座ることも、ぎゅっと鉛筆を握ることも
何もかもが慣れずに四苦八苦しています。
勉強がつまんない
わたしも学童のお友達のように放課後は公文に行かずに遊びたい
わたしも妹/弟のように宿題せずにテレビが観たい
初めのころは新しい環境や手に入れた公文バッグに心をトキメかせていた娘。
入塾一カ月を迎えるころには周りの様子もよく見えるようになり、一人勉強に向かう自分の環境にブーブー愚痴を垂れるようになりました。
鉛筆を持つ手も力がなく、
表情は暗く、書かれる字だってへにょへにょです。
どうしよう。このまま公文がトラウマになって、勉強嫌いになってしまったら・・・・!
「公文の宿題は相談したら減らしてもらえる!」
その噂を耳にしたわたしは、少しでも娘の気や負担が楽になるならと、早速先生に交渉してみることにしました。
公文の宿題を減らせないか先生に交渉してきました!
ちょうど個人面談の日程が組まれていたこともあり、早々に話題を切り出します。結論からいうと、
宿題の量は減らすことができませんでした。
娘の宿題が減らせない理由は3つです。
まだ入塾して1カ月
今、宿題を減らすのは簡単だけど、入塾一カ月でそれを決めてしまうのはまだ早すぎる。・自学学習の習慣を身に付ける
・継続する力を身に付ける
・追い込みをかける力を身に付ける
1教科10枚あるプリントは気持ち的にキツイ!と感じる丁度いい枚数なのだそうです。
大半の子が6、7枚目でガクンと集中力が途切れるんだとか
そしてその枚数に慣れるまで継続することが何より大切なんだって。
「まだあと4枚もある。全然終わらないじゃん・・・」と音をあげる時期を一通り体感したら
次のステップに「あと2枚、あと1枚だ」と自分でラストスパートをかける力が備わってくるそうです。
まずはその境地を体感してから!
入塾一カ月早々で宿題を減らすのは得策ではないと諭されました。
まぁ確かに。言われてみたらその通りです。
まだ現学年にレベルが追いついていない
先生が現在の娘の学習状況をグラフ化したものを見せてくれました。これまでお家で学習らしい学習をしてこなかった娘は、公文で習うこと・学校で習うことのほとんどが初見です。
もっと言えば、ついこないだ入塾した公文は分かる!を刺激するため本来のレベルよりも下からスタートするのが鉄則
娘が今、公文で習ってることは現学年レベルにまだ到達していないのが現状です。
あいうえおを読んでなぞったり、数字を指さして読んでみる程度のプリント内容。
赤い線=現学年レベル
黄色の線=1学年先レベル
青い線=3学年先レベル
2017年5月現在、目標となる赤い線に程遠い。
娘の場合、ちょうど今年の12月に1年生の過程を終了し、2年生に向けての学習に取り掛かるスケジュールになっていました。
ここで宿題のペースを落とせば、その進捗状況は鈍くなるかも。
公文では難しくてもその分学校で習うことは「簡単!わかる!できる!」をたくさん感じてほしい!
だからこそ、せめてレベルが実学年に追いついて多少超えるまでは、今の宿題の量をベースとしてこなしてほしいとのことでした。
辛い!つまらない!を超えないことには楽しいが分からない
公文の先生は熱を帯びるようにわたしに教えてくれました。はじめからできる子ならどこまでも苦労しないのでしょうが、
どの子もみんな勉強には苦労します。目の前に、滑り台とあいうえお表があったら真っ先に滑り台に走るのが子どもだし、
たとえ好きなピアノやサッカーであっても嫌になったり涙を流したりするのが習い事です。好きなことに向かってどんどん突き進むのも大切ですが、
一度自分で決めたことをやり抜く力や、
苦手なことにも挑戦し、克服する心を一緒に育ててみませんか?
辛い!つまらない!を超えて初めてお勉強は楽しくなります。
「このままでは我が子が勉強嫌いになってしまう。」
そう思って習いごとや公文を辞めてしまう人が多くいますが、それでは返って逆効果そんな中でも継続して、やる気や自信に繋げていくのが勉強嫌いを克服する最初のステップなのです。
宿題に嫌々取り組む娘の様子はもはや自然なこと。
ただ今は克服までの発展途上にいるのだと思い直すことができたとき、幾分気が楽になりました。
継続へのコツ~選択と誘導
「宿題やりたくない!」と言ったとき、さんすうかこくごのどちらかは今日で終わらせようと諭す
「もう眠たい!」といったとき、
朝早起きしてやるならもう寝ていいよ、と譲歩する
「もう嫌だ!めんどくさい!」何を言ってもダダをこねるとき、
嫌なら辞めてもいいんだよ、と引いてみる
自分で選択することで、責任力を養う
いざとなったときには引いてみることで子どもに冷静になって考えてもらう
継続のコツは選択と誘導
子どもだけで判断するには、危ういのが習い事
できる限りのサポートを交えつつ、継続の重要性を親子で実感していこう、
そう新たに決意しました。
おわりに
たった1カ月で宿題を減らす交渉してきた私たち親子に、先生は優しくそして具体的な案を提示してきました。夜より朝やる方が集中できること
今じゃ3学年先に進んでるあの子も昔はこういう時期があったこと
もう少ししたら学校のお勉強が簡単に思えてくること
目の前の宿題に気が滅入ってたわたしたち親子でしたが、目先の目標が見えてまた気が引き締まる思いがしました。
今日は朝で宿題が完了!
夕方は大好きなパパのバスケットに一緒に行くとウキウキしてる今日の娘に頼もしさを感じた今日のわたしです。
い