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挨拶と敬語ができない子どもの原因とたった一つの解決策

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2017/9/28更新

長女が幼稚園に通うようになると周りのお友達の成長具合もよく見えてきます。

数の計算や読解力以上に、話し方や受け答えの仕方で子どもの印象がすごく変わることに気がつきました。

小さい頃に習ったかけ算九九や、綺麗な鉛筆の持ち方などの学習知識は大人になっても役立ちます。
でもそれらを前にもっと大切なことがあるでしょう。

挨拶や敬語は、小さいうちから教えていく必要があります。


子どもに覚えさせたい
5つの挨拶

・おはようございます
・ありがとうございます
・よろしくお願いします
・おじゃまします
・さようなら

ずっと保育園にいた我が家の長女。
登園時、お迎え時でおはようございますや、さようならは習慣になっています。

ありがとうございますや、おじゃましますも正月シーズンやお盆の親戚の集まり用に備えて教えるのはよくあること。

でも、よろしくお願いします。って教えることってなかなかないかも?
だけど使える場面って案外たくさんある!

あいさつは人との関わりの最初の架け橋です。大人になるにつれて、あいさつの重要性をより感じるようになりました。

出来てるようで、出来てない、
教えてるつもりで教えてない。

そうならないように
改めてこの5つのあいさつを意識していこう
そう思ったのです。


挨拶、敬語ができない
子どもの理由

「ほら、ありがとうございます、でしょ?」

「おじゃましますって言うのよ」

そう親が促しても、なかなか言えなかっりモジモジしたり、上手くいかないことはよくあります。

その時の子どもの気持ちはコレ!

・言い慣れてない
・恥ずかしい
・意味がわからない

たったこの3つです。

いつも言ってる言葉じゃない→言い慣れてないから恥ずかしい、そもそもその言葉の意味も分からない。

子ども脳内で最終的に
それ必要なの??って疑問のままになっているのかもしれません。

わたしの長女が最初そうでした。
教えても促しても自分が納得していないから言葉を発しない、挨拶しない、できない。

最初の一歩を踏み出すのが勇気がいるのです。
親が言いなさい、と促すことで緊張してしまうのです。

解決策はただ一つ
お母さんがお手本になろう

挨拶は、明るくいつも先駆けて続け言いましょう。

かるく
つも
きがけて
づけて

挨拶や敬語を子どもに身につけさせたい、そう思うのが将来を案じる親心です。
では自分自身はどうでしょう。
挨拶や敬語を子どもの前で使っていますか?

解決策はただひとつ
お母さんの挨拶と敬語を見せ続けよう

お母さんが毎日明るくあいさつをしているのを見ると、その光景が印象に残ります。

お母さんが習慣的に挨拶してる姿や敬語を話すところを見ていると、それが日常に変わり、自分も話してみたくなります。

あいさつの発信はお母さんから!
お手本が身近にあることで、使う用途やその意味も自然と理解できるようになります。

ちょっとした【です】【ます】会話も同じ。身近で使いつづけることで簡単に敬語を習得し、話すのに恥ずかしいと思う概念が消えていきます。

いつものお母さんの真似してみる。
それを繰り返すことで、挨拶や敬語を話す自分に自信がついてくるのです。

挨拶や敬語も言語の一種、
赤ちゃんが初めて言葉を覚えて話すときと同じメカニズムです。
言葉のシャワーはたくさんの情報をインプットし、溢れ出して自分のものになります。

挨拶や敬語は、
特別なイベント時に使用するものでも、さぁ言うぞ!と心構えて使うものでもありません。

日常の光景の中で当たり前に飛び交って自然と覚えていく言語なのです。

教えるよりも見せ続けましょう。
それが1番の近道です。


まとめ

保育園に着くと、わたしも含め娘も
おはようございますとお辞儀をする。

誰かの家に行くときは、必ず一緒に
お邪魔しますと挨拶をする。

我が家では日頃からわたしが先に発信する、一緒にする、子どもにも敬語を多用する、を意識した子育てを実践しています。

いまでは娘自身、挨拶も敬語も躊躇なく使えるようになりました。

あまりにも躊躇がないのでときに娘のへんてこ敬語も勃発します。

ある日、スーパーのレジでトイレをもよおしたらしい娘がレジのお姉さんに一言

「あの、すみません、お化粧室はどちらにありますか?」

お化粧室...?!
せめてお手洗いでしょ!
あなた化粧しないじゃない

大人顔負けにドヤ顔で話す口達者な娘にドキドキすることも...

挨拶や敬語を使うのに自信ある子は
社会性も広がっていきます。

挨拶ができない子
身につけさせる方法、
解決策はたった一つ!

ママがお手本になることです。

挨拶や敬語を話すところを見せ続けましょう。
ときにはそれで子に語りかけましょう。

身近なところから、簡単に習得でき、子どもも自ら発信していく自信にも繋がります。