季節の変わり目だったのか少し風邪気味だった息子1歳が朝目覚めてきたときに衝撃が走ります。
め、目ヤニで全然目が開いていない!
まつ毛にビシーと黄色い目ヤニがこびりついています。
もしかして前日鼻水がひどかったからかな?
中耳炎が目にまで影響を及ぼしたのかな?
急いで病院に駆け込み診察してもらうことにしました。
「耳も鼻も特に異常はありません。これは結膜炎です。」
すでに息子は両目とも結膜炎にかかってしまいました。
結膜炎とは??原因はなに??
〇結膜炎とは??結膜に炎症を起こすことを結膜炎といいます。結膜とは、目とまぶたの裏側を覆っている部分で、薄い粘膜の部分のことです。ウイルス性結膜炎・アレルギー性結膜炎・細菌性結膜炎に大きく分類されます。
〇原因
原因は、ウイルスや細菌などの感染性や花粉、アトピーなどのアレルギー性疾患などにより、結膜に炎症が生じることで発症します。
1.ウイルス性の結膜炎
ウイルス性結膜炎は目やにや涙が異常に出ることに合わせて充血やまぶたの違和感があります。
悪化すると発熱や風邪のような症状を伴うこともあるそうです。
乳児や幼児は目をこすってしまうので片目だけでなく両目にかかることも。
感染力が強いので、保育園など集団生活をしている場合には周りの子への注意が必要です。
息子の場合はこの中の、流行性角結膜炎でした。別名「はやり目」とも言うそうです。
病院からは細菌感染の治療用、炎症を抑える用抗菌抗剤の点眼液を二種類処方してもらいました。
ウイルス性の結膜炎の場合、赤ちゃんの便からも感染するので共用のおむつ台や交換後の手洗いは入念に細心の注意が必要です。
2.アレルギー性の結膜炎
まぶたの裏がかゆくなり、涙の量が増えてきます。赤ちゃんにはあまり発症せず、3歳~5歳の幼児期にかかるのが特徴です。
このタイプの結膜炎は
ホコリなどのハウスダスト、ダニや花粉と発症とされるアレルギー源は様々。
再発する可能性も出てくるので、原因の特定をしっかり行い除去していきましょう。
3.細菌性の結膜炎
細菌性結膜炎は、充血に加え痛みがあり、黄色い目ヤニが出ます。主にコンタクトレンズの過剰使用による粘膜の炎症から発生しやすいそうです。
中高生から大人の結膜炎の主な要因です。
抗生物質の点眼薬をつけて2~3日で治ります。
初期の段階では細菌性なのかウイルス性なのかの見分けが難しいので早めに病院で受診しましょう。
〇大人の場合
・清潔な手でコンタクトを装着する
・コンタクトの使用期限を守る
〇子どもの場合
・触らないようにする
・子どもの手を清潔にする
・ケアの前後は大人の人も手を洗う
などの対策が必要です。
赤ちゃんに目薬を上手に差す方法
1.横抱きして上を向かせる2.両手を腕で抑えて顔を触らないようにする
3.目をつぶったタイミングで目頭に一滴垂らす
そのままの体勢で声をかけ目を開けさせると自然の目の中に入っていきます。
このとき目薬の容器と目が直接触れないようにしましょう。
⇒菌が目薬の中に入らないようにする
目に入ったあとはすぐにあやしましょう。
⇒涙で薬が流れ出ないようにする
息子のように感染予防用と抗菌用の目薬が二つ処方された場合は、
五分ほど間隔をあけて二個目を差すのが好ましいようです。(順番はどっちでもいいらしい)
まとめ
なんとなく赤黒い息子のまぶた(こすったせいかも)目ヤニがドバっと出て人相もまるで別人
以前次女の目が腫れてものもらいか虫刺されなのかでお騒ぎした経験のあるわたしにしてみれば今回の症状(結膜炎)は初見でした。
目薬をするようになって3日ですっかり目ヤニも収まり顔の血色も良くなりました。
何よりきょうだいに感染しなくて良かった。
・触らせない
・触らない
・ケア後の大人の手も清潔に
・タオルや共有スペースには注意(ウイルス性)
乳児~幼児の結膜炎
まずは病院にいって原因を特定しましょう。
治療前と今を比べてビックリ!
目薬の即効性は抜群!
感染力の高い結膜炎は早期治療が肝心です。