次女を出産した2013年、
甲状腺機能亢進症=バセドウ病を発症しました。
しかも気づいた時にはすでに数値はとびぬけて悪かったのです。
首元の血流エコーをとると血量が多くて画面が真っ赤に・・。
「どうしてここまでほっといたの?
おかしいって自分で思っていたんじゃない??」
もっと柔らかい言葉だったとは思いますが、カルテに挟み込まれた検査結果をみて医者はわたしにそう言いました。
確かに普段のわたしとは違うかも
ちょっと感じたことはありましたが、まさかそれがバセドウ病だなんて
不調がよぎるも、それが病気だとも微塵も思ったことはありませんでした。
それはなぜか、今日はいまだからこそ分かるバセドウ病の症状3つと
わたしが異変に気付かなかった理由を紹介します。
症状1
寝つきが悪い
なかなか寝付けません。眠りが浅くなります。
寝た気分がしない睡眠の日が続きます。
朝起きてもなんとなくスッキリしないし、もっと寝たいとは常に感じています。
でもいざベッドに入るとゴロゴロなかなか眠れない。
眠れない時ってやけに妄想にふけって余計に眠れないサイクルに陥ってしまうんですよね。
なんだか最近眠れないなぁ
寝る前に牛乳を飲んでみたり
朝風呂習慣を夜に変えて身体があたたまっているうちにベッドに入ることを心がけていましたが、いまいち効果がありませんでした。
症状2
お腹が減りまくる
朝、空腹で起きる!昼ごはんが待てないくらいすぐにお腹が減る
基本三食の間に必ず間食を挟むようになりました。
朝ごはんを食べたあとに間食
昼ごはんを食べたらデザートを食べる
夕ご飯を食べたのに、寝る前にまた何かをつまむ
胃袋5つくらい持ってる?ってほどの食生活でした。
外食に行って旦那が残すほどの大盛りラーメンをわたしはペロリ
「昼食いすぎて夕飯食えないよぉー」なんていう旦那をしり目に
夕飯もペロリ
順調に我が家の大食いチャンピオンの地位を確立していきました。
症状3
体重がへりまくる
体重がみるみる痩せていく!なかなか体重計になんて乗らないのでわかりませんでしたが、
久々に会う友人や、親戚なんかに
「すっごい痩せたね!骨格入れ替えたみたい!」←本当に言われた
丸顔に定評のある私でしたが、骨格を入れ替えたようにしゅっとなっていたようです。
そして会社の健康診断の日
血液検査、心電図、問診、次々と異常を指摘されます。
このときに測った体重41㎏
次女を出産後、妊娠前の体重よりもさらに痩せていたのです。
ちなみにわたしの身長は153cm
丸顔でちょいチビ、ちょいぽちゃに定評のあるわたしにとっては驚愕の痩せ具合でした。
ここまでくると痩せてラッキーの気持ちが不安にスイッチ
こうなるまでどうして私は自分で異変に気が付かなかったのでしょう?
異変に気付かなかった理由
夜泣きで生活リズムがぐちゃぐちゃ
赤ちゃんの次女と過ごす毎日、生活リズムはバラバラどころかぐちゃぐちゃでした。寝付いたと思えばすぐ泣くし、どんなに寝たりなくても長女のごはん、旦那の見送りで朝は起きなくてはいけません。
眠りが浅いのも、なかなか寝付けないのも不規則な生活のせいだと思っていたのです。
母乳育児だから栄養取らなきゃ
次女は混合で育てていましたが、母乳率はやや高めお腹がすくのはそのせいだと思っていました。
よく周りや雑誌でも母乳をあげていたら、体重戻るの早いよ!とも聞いていましたし。
わたしが大食漢になったのも、そのまま栄養がベビーに移行されているからなのね
医学の知識が全くないわたしは育児書だけを頼りに安易に過ごしていました。
家事に育児に仕事にバタバタだから何もかも必然だよね。
しっかり寝れないのも赤ちゃんが小さい今だから
たくさん食べても太らないのは母乳育児だから
育児との両立で今は仕方がないのかもしれない、そう思っていたのです。
わたしが異変に気が付かなかった理由は医学の知識がない以前に
産後だから
仕方がないことだと思っていた
家族やまだ幼い赤ちゃんのことを思うがために
自分のことには鈍感になる。
数々の黄色信号も、産後ならではのあるある事項だと過信していたのです。
まとめ
産後は20人に1人が甲状腺機能に異常が現れるといわれています。妊娠中はお腹の赤ちゃんを守るために、自身の免疫機能が下がります。
産後は下がっていた自己免疫機能がリバウンド、ホルモンが過剰に分泌することが原因です。
バセドウ病の症状は産後のママにとって見落としがち
不規則な生活、自分だけにかまってられない環境
あなたのその疲れ、ただの生活リズムの乱れだけではないかもしれません。
わたしが体感した3つの症状のほかに
さらに細かくいうと
暑がり、多汗、手先の震え、動機、イライラ、眼球が飛び出た感じになるなどがあります。
(発見が遅れた私の場合、後半はすべての要項が当てはまった)
症状をチェックして
なにかいつもと違うかもって感じたときは迷わず病院へいってみましょう。
バセドウ病は長期治療が必要です。
早めに発見!早めの治療がキーになります。
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