毎日まいにち行動が予測不能な子供たちに食事を与え、お風呂に入れて、寝かしつける。しかも、立派な大人になれるようにその合間でしつけや教育を織り込まなきゃいけません。
仕事って辛い
やってもやっても仕事は減らない。むしろやればやるほど任される仕事は増えてくる。長時間のパンプスで足が痛い、上司と部下の中間で頭が痛い。心身ズタボロ、なのに明日はやってくる。
もはや円満に完璧に両立することって神の諸行なのです。
追い込むことでいずれ自滅する
育児と仕事の両立をしてから、かれこれ6年たってわたしが感じたこと、頑張れば頑張るほど、苦しくなるということ。
厳密にいえば頑張ってる間は、充実感と達成感の絶頂です。
育児も仕事も完璧にこなせてる間は自分が自分のことをもっとも好きになれる瞬間です。
しかし、自分の気持ちだけではどうすることもできない事態は発生します。
・子供の発熱
・自分の身体の不調
・仕事のケアレスミス
子供の急な体調不良で予期せぬ早退、有給消化は当たり前だし、健康第一だったわたしが産後にバセドウ病を発症したのも想定外でした。
常に完璧であるわけでもない。ドタバタと一日を過ごす中で仕事もミスすることだってあります。
これだけ頑張ってるのに報われないわたしって最低!
積み上げてきたはずの自信がガラガラと崩れ落ち一気に孤独な気分に。
自分を追い込んで完璧を目指すと
つまずいたときに気持ちが急落、平常心どころかどん底な位置からまた積み立てていくしかなくなります。
自分を追い込んで破滅しては元も子もありません。
わたしは実践してる3つの非常識を紹介します。
お昼休み【休憩時間】を寝て過ごす
・休憩時間はコミュニケーションの場にしなくてもいい・ご飯は早食い、小食でもいい
・とりあえず寝る
女性の栄養はおしゃべりですが、医学的な全人類の栄養は睡眠です。
誰かと仲良くなると仕事は楽しくなりますが、おしゃべりの内容に仕事がはかどるハウツーはありません。
体力第一!
乳児のいるわたしの場合、夜もろくに寝れないし朝一は娘たちにたたき起こされます。
たった数十分の昼寝で十分エネルギーチャージ可能!
休憩時間は一人でささっと昼食をとり机に突っ伏して寝たほうが確実に休憩できます。
適度に早退、有休取得
・仕事が早く切りあがった・人員が十分足りている
・最近は全力で頑張った
ほぼ自分のさじ加減ではありますが、自分の仕事を早く完了させ、残る仕事がほかの人員でも十分足りてると感じた場合は頃合いをみて早退します。
さらに予定はなくても、事前申請で有休を抑えておきます。
自分を休ませる機会は自分で作らないといけません。
会社に時間年休や年休制度があるのならこれは使う権利があります。
会社を休まないのが美徳じゃない、常に心身フレッシュな状態で業務に挑むことこそが美徳です。
適度に早退、有給を取得してモチベーションを充電しましょう。
まじめな手料理はしない
・揚げ物はしない・3品目作らない
・もはや作らない
細かい材料を多く使う上に手間がかかる揚げ物は基本やらないし、一汁三菜なんて言葉はわたしの辞書から抹消しました。
ワンプレートメニューや大皿一品の家族飯はやっぱり楽だし、それでも食卓は賑やかです。
忙しいときや疲れたときはもう諦める!
ドライブスルーですき家もアリ、朝はシリアルと牛乳もアリ、むしろ菓子パンに罪悪感を感じる必要だってありません。
毎日まじめな料理はしない。
ハリキリメニューは張り切れる時だけで良い!たまには手抜きすることが究極の時短になり早寝できるチャンスです。
真面目な料理に神経を注がない分、普段の気持ちにゆとりができます。
たまの休日、最強に時間のかかる子供との卵焼きクッキングだって楽しむことができるのです。
まとめ
育児と仕事の両立は、息を巻いて頑張ることではありません。いかに自分を休ませて充電していくかを考えることが先決です。
仕事があるから寝坊はできない、
だから早寝を心がけよう。
お迎えがあるから残業はできない、
だから重要事項だけは先に終わらせておこう。
やるべきことをこなして、その中でも省いて支障のないものは適度に抜いてしまうのが良い。
幹がしっかりしていれば、枝葉は後からでもついてきます。
毎日笑顔のお母さんと食べるすき家が美味しい!
昨日、早退した○○さんが出してた企画書が面白い!
母として働く女性として輝けるのは、
辛い、苦しい、もう疲れた、この気持ちをなくす努力から!
適度な非常識は心も体もリセットできます。