時短勤務で働くママ VS 3人育児とちょいぽちゃ旦那

社会人歴=妻歴=ママ歴のわたしが、育児、夫婦、お金のことを書いてます。小さな発見を大切にをモットーにしたブログです。

👉人気記事セレクション

子育てに疲れ切った母をみてわたしはわたしを振り返る

スポンサーリンク


わたしは完璧な母親ではありません。
いつもニコニコ穏やかなママにはなれません。

笑顔で優しく子どもに接するお母さんに出会うたび
わたしの胸は苦しくなっていったし、自分が恥ずかしくて情けなくて我が子に申し訳ない。

母親としての自信をなくしていきました。

笑顔で優しいお母さんが怖い

わたしは、我が子の保育園で出会う、笑顔で穏やかなお母さんが苦手でした。

子どもの気まぐれに決して振り回されることなく、笑顔で待ち続け、励ましそして褒めるそんな優しい理想のお母さんを避けていました。

すれ違うだけなのに、明るい話題をふっかけられそうな幸せオーラ全開のお手本像が怖い。

・どうして笑ってるの?
・どうして楽しそうなの?
・どうして待っていられるの?

不思議で仕方ない。
我が子が靴を履くのですらそわそわして急かすわたしに、穏やかで待つ姿勢が出来ている母親は地球外生命体のように思えたし、到底その境地になれない自分に落胆しどこかやさぐれていました。

スーパーで心底疲れた母親に出会う

小さな乳児を抱っこ紐に抱え、片手にお買い物ワゴン、もう片手に3歳くらいの女の子の手を引くお母さんを見かけました。

抱っこひもの中の乳児は、すこし機嫌が悪いのかバタバタと手足を動かします。
気まぐれに動こうとする幼児に焦りながら声をかけ、お母さんはその位置で足踏みをしながら抱っこ紐を揺らします。

心底疲れているのは見て取れる
だけど踏ん張る母の姿を目の当たりにしました。

手を引かれている女の子の髪は綺麗に結われているのにお母さんの髪は手入れもされずにボロボロです。
大きな声で泣き声をあげる乳児を前に、お母さんの声は蚊の鳴き声のように小さく、それでいて必死です。

あぁ、あの姿は紛れもなくわたしだ。

買い物すらちゃんとできない
ちゃんと笑えない
ちゃんとした姿ではいられない

こんな経験しているのは、わたしだけじゃないんだ。
もしかしたらみんなそうなのかもしれない。

わたしは子育てに疲れ切った母の姿をみて勇気がでました。
自分もこれでいいんだと安心しました。
救いたいとおもいました。

だからもっと経験値をあげようと前向きになれました。


スーパーの駐車場でわたしは娘をひっぱたいたことがある

振り返れば今から数年前、まだ赤ちゃんだった次女を抱っこひもに抱え、長女の手を引きながらスーパーに行ったある日

愚図り泣き喚く長女
重くずっしりとわたしの肩に身を委ねる次女

買い物かごにはまだ買い物リストの1も2も入っていません。

わたしは思うように買い物ができず、車に引き返した駐車場でイライラ任せに長女をひっぱたいたことがあります。

あの時の孤独感は人生の窮地だったし、
後にも先にもこれほどまでの罪悪感と後悔に見舞われた経験は他にありません。

わたしは未熟で、出来損ないでいて、育児に疲れ切った経験があるから、今の母業をこなすことができています。

mikumama.hatenablog.com

葛藤を繰り返しわたしはわたしを確立していきました。

まとめ

誰もが最初から完璧な母親になれるはずがありません。

いつも笑顔、いつも優しく、子どもに諭してやれる万能な母なんていないのです。

子育てはわたしの人生を揺るがすほど、せわしく、重大なことの連続です。

健康に生まれてきてほしい
妊娠した瞬間からすでに、子育ては始まっていました

すくすく元気に育ってね
子どもの成長は自分のことのように嬉しいものです

ずっと幸せに過ごそうね
人生の大きな課題に子どもを前に強い意志をもって挑むことができます


たくさんの窮地を何度も繰り返しながらわたしはわたしという母の在り方を築いてきました。

子育てが辛い
もう辞めたい
虐待してしまうかも
我が子が可愛く思えない
素敵なママが怖い
こんな自分の姿に泣きたい


大丈夫です。わたしも同じです。
だからこそ、踏ん張ってこれました。

どんなお母さんも陰と陽の感情を右往左往しながら時に飲み込み時に吐きだし、そして学んできたはずです。

子育てに疲れ切ったあなたの姿は誰かの励みとなり、そしてあなたへのエールに繋がります。

奮闘しよう。
苦労しよう。
消耗しよう。

今、子育ての壁にぶつかっている最中のあなたにエールを。

疲れ切った母が世の中の母に希望を与える!いまこの瞬間にあなたは誰かの励みになっています。

奮闘記をシェアしましょう。
わたしは今後も、子育てに疲れたママが少しでも前向きになれるようなブログを発信していきたいと思っています。