今日は会社で大切な等級試験がありました。
これに受かると給料もグンと上がる上、立派な肩書きをもらえるチャンスに恵まれます。
試験を終えたばかり。
すでに散々な気分ですが、
ここで改めて子育てしながらお母さんが会社で昇進すべきかどうか考えてみようと思います。
子育て中だから昇進したくなかったわたしの過去
・乳児を抱えての職場復帰・時短勤務
・急な早退、有休消化は当たり前
部下にも同僚にも示しがつかない。
わたしは今までこの試験を辞退してきました。
「万全な体制で挑みたい」
上司にはそう言ってきましたが、心の底では
これ以上の社会的責任を負うのが怖い
という気持ちがあったんだと思います。
今でなくてもいいや
別に会社で輝けなくてもいいや
家に帰れば、愛する夫と可愛い子ども達がいる
キャリアよりも今は大切にしたいことがある、そう思える自分に自信を持っていました。
等級試験を受けてきました
・現在フルタイムで働いている・長いこと等級試験を受けていなかった
・ほぼ記念受験みたいなもの
去年配属された新しい部署の職場環境も落ち着き、
わたし自身も現在フルタイム
上司の推薦やタイミングが整ってこのたび等級試験を受けることになりました。
・久しぶりに勉強した(ブログ更新してたけど)
・なんだか学生時代を思い出した
・試験中はすごく緊張した
夜遅くまで参考書を読み漁り、休憩時間に企業概要の確認
勉強らしい勉強は本当に久しぶり、徹夜で寝不足でもすごく楽しかったです。
学業に励んでた学生時代を思い出してワクワクしたし、試験中のピリリとした空気は心臓がバクバクするほど緊張しました。
努力する自分は新鮮だった!
こんなに自分のことに必死になったのはいつぶりだろう
会社で輝きたいとおもったのはいつぶりだろう
なんだか今なら育児も仕事もうまくこなせそう!
いつも定時に帰るために急ピッチで仕事をこなし、いろんな感情をごちゃまぜにしながら育児をこなして気絶するように就寝する。
そんな当たりまえの一日をただ繰り返していただけだけど、
わたしの心の内側では不思議なパワーが湧き出ていました。
働くママは昇進すべきかどうか~子育てとキャリアの真髄は同じ
完全なわたしのミスで今回の等級試験は落ちるのが確定しています。すごく悔しいし、とても残念です。
いままであーだこーだ言い訳を作って逃げてきたけど、今回の件ではっきりわかりました。
わたしは誰かに認められたい
〇育児中なので時々迷惑をかけるかもしれないけど
誰かの役に立ちたい
〇好きで入社した会社なのだからできればこのまま定年まで働きたいし好きなままでいたい
〇仕事でも育児でも
常に努力し前進できる人間になりたい
育児と家事に疲弊して、
自分が母なのか家政婦なのか分からなくなる日があります。
毎日のルーチンワークに味気ないと感じるときがあります。
自分のことよりも優先させることが多すぎて、わたし個人としての存在が消えてなくなりそうな錯覚を覚えます。
働くママにとっての昇進は
自分を認めるための手段
誰かに認められたいよりも前の、
自分で自分を認めてあげるための手段でもあると思いました。
家でのわたしは、育児をすることも家事をすることも当たり前で昇給も昇格もありません。
子どもの体調がすぐれない日の職場でのわたしは周りの顔色をうかがってばかりいます。
育児とキャリアの真髄は同じ。
「誰かに認められたい」
まずは、自分自身を認めてあげましょう。
今を変えたい
自分を高めたい
もっと頑張りたい
この気持ちはいつまでも育んでいきたい。
小さな想い一つがいつしか人生のモチベーションに繋がりうるかもしれません。
おわりに
役職を持つママが大変なのは知っています。さらには育児と合わせて会社での責任も増えることは否めません。
職場環境、人間関係が違えば
昇進するデメリットも多くあるはずです。
企業によっては子育て中だとそんなチャンスを得られない場合もあるのです。
努力する自分を好きになろう
今回、昇進は逃しましたが(早い)
わたしは来年も挑戦しようと思います。
家に帰れば無条件にわたしを頼ってくれる家族がいて
会社にいけば一つのことに一緒に取り組む仲間がいる
1日が昨日よりも充実してればそれでいい。
前進しよう
上を目指そう
努力しよう
人生の昇進を目指して自分の士気を高めましょう。