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小1読書感想画の書き方~賞を獲る絵はどんな絵?失敗は名画の始まり

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小学一年生の長女

人生初めての夏休み
幼稚園や保育園時代とはうって変って取り掛かる宿題もはじめてづくし!

ドリルや絵日記、工作
やりたいことはいろいろあるけれど

夏休みの定番といえばこれ、
読書感想画です。

四つ切の大きな画用紙に描く技法
本の感想を絵で表現する読書感想画って一体どう教えてあげればいいのでしょう?


小1の読書感想画の難しい点

・大きな画用紙に慣れていない
・絵の具の使い方がわからない
・そもそもどう書いていいかわからない

今までお絵かきといえばA4サイズのノートや自由帳に好きに書いてた。
大きな四つ切りサイズの画用紙を目にしてびっくり!

どんなに大きく書いたつもりでもどうしても余白がたくさんできてしまい、大胆に書くことができません。


クレヨンやクーピー、色鉛筆は得意だけど
小学1年生になって初めて触れる絵の具はまだ使い方がよくわからない

すぐににじんだり、よれたりしてなかなか上手くかけません。


娘「何を書いたらいいの?」
お絵かきは得意なはずなのに、そのスケールの大きさ道具の豊富さにビビッて少し萎縮気味

小学1年生にとって読書感想画は難しくてよくわからないことの連続です。

小学一年生の読書感想画の書き方~自由な発想で書いてみよう

課題図書は読み聞かせてあげよう

自分で音読してすらすら読める子もそうじゃない子も一緒。

絵に取り掛かる前に、1度でいいからおうちの人が読み聞かせてあげましょう。
文字を追うのに必死になって内容が頭に入ってこない場合、その読み聞かせ1回でスムーズに物語を想像することができます。

読み聞かせのあとは以下の質問をしてみるのがおすすめです。

・どんなお話だった?(簡単なあらすじ)
・どのキャラクターのどの場面が好きだった?
・○○ちゃんならどうしてたかな?

本の本質を理解してるか、興味がある場面を記憶してるか、
自分だったらのその後も想像できるか

いくつかの質問を通して子供の考えを引っ張ってあげると、絵に取り掛かりやすくなります。


絵に取り掛かるときは本を見えない場所に隠そう

まずは鉛筆で全体のイメージを試し書きします。
主要な部分を書いてしまえば一気に色塗りも構想を練りやすくスムーズになります。

そこで今回のわたしの失敗。

課題図書の主人公であるぞうの絵が描きたい娘は
本の表紙を参考に絵を描いたんですね。

するとその中の登場人物や、色合いまでマネしたがって
結果写し絵になる事態に・・・。

絵に取り掛かるときはできるだけ本は一緒に持たずに記憶と想像だけでのびのび書かせるのがおすすめ。

「似せなくてもあなたの絵のまんまがかわいくて素敵だよ」

開始早々にこの失敗に気づき本を撤去
後半は娘らしい細々ごちゃんとしたオリジナルな仕上がりになりました。


できるだけ絵の具を使用しよう!

過去の青少年読書感想画の賞取得の作品をみてみると
ほとんどの子が絵の具を使用しています。

クレヨンやクーピーの使用はオッケーなはずなのに、
どうして受賞作品の多くが絵の具なのだろう??

・色彩のバラエティ
・独特の感性
・型にハマらない出来栄え

クレヨンと違ってほかの色と混ざれば名前のつけようがない色合いができたりします。
色を作るところからオリジナル。

子供の感性が反映されやすく、かつよれたりにじんだりするハプニングも味のある雰囲気に仕上がります。

単色でも原色でも典型色でもない。

子供独自の発想のまま最初から最後まで挑めるのが絵の具の醍醐味なのかもしれません。


我が家はクレヨンで描き終わったときにこの事実を知りました。無念。
調子よければ絵の具でリトライします。

子供の「飽きる」を利用しよう

ずっと同じところを塗るのが飽きる
手がつかれた
次はこれを使ってみたい

子供は一つの作業になかなか集中できません。

読書感想画は四つ切りの大きな画用紙です。
いくら楽しめても完成するまでが至難の業

だからこそ子供の「飽きた」を有効利用しましょう。
右手で描いてたものを左手で描いてもいいし、

水色で統一する予定だった部分に違う色を混ぜてもいいし

長女「クレヨン横にしたら、めっちゃ早く塗れる!!」

一見乱暴なその使い方も、娘にとってみれば画期的なアイディアです。

子供の「飽きる」を利用して、コロコロ変わる技法と絵の様子を楽しみましょう。


親がするのはプラスの口出しだけ

もっと大きく書いたら?
ここにお花書いたら?
この色塗ったらきれいじゃない?

かわいい出来栄えを期待してついつい口で誘導してしまいがち。

でもこうなってくると子供の作品じゃなくなってしまいます。

親が出すのはプラスの口出しだけ!

上手!
さすが!
いい考えね!
それでそれで!?

子供がどんどん描き進めたくなるような前向きな言葉をたくさんかけてあげましょう!


長女「ママこの絵さ、キティちゃんいたら絶対可愛いと思うんだよ。」


いや、絶対いらん。

わたし「いいね!(白目)」

結果、似ても似つかないキティちゃんがいい具合に味ある猫に早変わり。

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何を書いても超大作!

失敗も書き損じも
ぐっちゃぐちゃな色合いも出来上がってみるとすべてが名画!

塗り残しにだって味があります。

のびのび描こう
自由に発想しよう


書き直しの効かない画用紙とクレヨンと絵の具だからこその超大作がそこにあります。


おわりに

夏休みの宿題の風物詩

読書感想画を描いてみよう!

課題図書を読んだあとは感想をきいてみよう
鉛筆でなんとなくイメージを広げてみよう
絵の具やクレヨンの一発勝負感を楽しもう
飽きたらコロコロやり方を変えてみよう


似てもない、綺麗でもない
斬新なタッチ、自由な発想のもと描かれた読書感想画がわが子の魅力を引き出します。