2017/9/28更新
今回はじめて体験しました。
出産後の後陣痛
後陣痛とは
経産婦に多くみられる症状で、子宮回復における生理的現象。分娩終了後数日の間に起こる急激な子宮収縮が原因。
痛みや強さは人の感受性によってことなります。
とのこと、
いやいや感受性なんとかじゃなくてこれは痛いレベルを遥かに超えてるよーー涙
なんだこれ?
いろいろ調べてもやっぱり治療が必要なものではないみたい。
もはや今回、予定帝王切開で陣痛の痛みすらなかったわたし。
どうやら帝王切開後の後陣痛はより強く出やすいみたいですね。
〇帝王切開後、後陣痛が起こる理由
・術後しばらく寝たきり。お腹に血液が溜まりやすく、排出されにくい
・お腹を切るせいで子宮収縮がスムーズではない。
上記理由で起こる帝王切開後の後陣痛がまさかこんな苦しいとは思いませんでした。
たとえ普通分娩でも後陣痛はツライ!
急速に子宮収縮が始まるため
筋肉、骨盤、内臓がぎゅっと押し込まれるような痛みがあります。
激痛!後陣痛!
疼きだすのはこんなとき
・授乳のとき
・ソファに深く座ったとき
・横になったとき
なぜか、リラックスしてる状態・体勢になったときに限り疼きだすのです。
はじめて後陣痛がきたのは足を組みパソコンを触ってるときでした。あまりの痛みに声を失うほど。
もはやお腹の中にもう1人いる?産み忘れてきたかと思いました。
それからたびたび、わたしの後陣痛は現れはじめます。どうにか、どうにかしてこの痛みから逃がれる方法はないのかしら?悶絶しながら考えるのでした。
後陣痛!緩和する方法・アイテムはこれ!
骨盤ベルト!
赤ちゃんを抱っこしながらなにかをしないといけなくなったとき、片手だけで赤ちゃんを抱えるとそれを補助するために腰半分がずれ上がる姿勢になりませんか?
よく産後に用意する産褥ニッパーでもありかもしれません。
わたしはストイックに骨盤を締めようと産前に買っていたガチの骨盤ベルトがあったのでこれできっちり腰まわりを固定しました。
すると、ビックリ!
あのギューンと疼く後陣痛が軽くなりました!
さすがにずっとベルトを巻き続けるのは窮屈なので、ここぞのときにつけるのがオススメです。
姿勢良く座る
ソファや背もたれにドカっと座るのをやめました。
猫背、浮腰、足組みを意識してしないように心掛けたのです。
産後の開きっぱなしの骨盤はだら~とした姿勢で綺麗に子宮収縮できません。
結果的に歪んだ骨盤が後陣痛の痛みを増幅させるのです。
後陣痛の疼痛を恐れて、浅座りをしていたらいつの間にか、お手本のような綺麗な姿勢になりました。
すると不思議と疼く頻度が少なくなっていきました。
あったかい飲み物でリラックス
あらゆるところでよく言われますが、リラックスが何より大切!
ストレスフリーはいろんな病を和らげてくれます。
束の間の休息にあったかい飲み物で一息ついてみましょう。
面倒くさがり+おばあちゃん思考のわたしにとってのリラックスドリンクは
ミルクティー、レモンティー、コーンスープではなく、
お味噌汁でした。
3時のおやつは、夕飯づくりを仕込みながら出来たて湯気立つ味噌汁をゴクリ。。ほっとして、気持ちも身体もポカポカ休まります。
まとめ
自己流ですが、試行錯誤しているうちに後陣痛はすっかり治りました!そればかりに気をとられてる場合じゃないくらい時間の流れが早いのも一因にあると思います。
なにより、本陣痛を経験したことないわたしが、後陣痛を通して、普通分娩した世のお母さんすごい!と感じたのが正直な話
帝王切開も十分辛かったんですけどね。
妊娠してから10ヶ月つわりや寝苦しさに耐えながらお腹の中の命を育み
猛烈な痛みと共に出産
夜泣きで寝不足と戦いながら後陣痛をやり過ごす。
長い長い苦痛を乗り越えた母という役割はそれだけで立派なんだ!と自分が誇らしく思いました。
ある日いつものように腕の中ですっぽり収まりスヤスヤ眠る小さなお猿顔の我が子をみると可愛すぎて愛おしすぎて。
全部の苦しみを受けてまで守りたいものはこの子だったのか、と突然スポンと腑に落ちたのです。
母になれて良かった。
すでにあのときの痛みや苦しみを強さに変えて着実に母になろうとするわたしの姿がありました。