昨日は母の日でした。
幼稚園に通う次女からはヘアピン
保育に通う長男からは写真入りのメッセージカードをもらいました。
子どもの思いと先生たちの知恵の合作の贈り物は毎年わたしの心をほっこりさせてくれます。
裏を返せば
今年、小学一年生になった長女は、こういったプレゼント用意の時間は学校の授業にはありませんでした。
可愛いギフトを贈れなかった自分が悔しい
・学校帰りの学童
・教室にあった紙コップと折り紙
・紙コップには「ママ、いつもありがとう」の覚えたての字がいっぱい。
小学校一年生の長女はわたしに力作の花束カップをくれました。
とても可愛くそして何より気持ちがいっぱいにこもっています。
「ありがとう!!」
そうお礼を言ったけど、なぜか娘は浮かない表情をしています。
どうやら一緒に渡された
妹/弟たちの幼稚園、保育園から持ってきた工作と自分の贈り物の見栄えを気にしているみたい。
「どれも気持ちがこもっていてすごくうれしいよ」
そうフォローに入ったのもつかの間、さらに事件が起こります。
リビングテーブルに飾ってあったそれに手を伸ばした長男が一瞬にしてぐちゃぐちゃにつぶしてしまいました。
長女「もう!嫌だ!わ~ん涙」
こうなってしまった今、わたしがいくらありがとうを伝えても娘の中のやりきれない気持ちはなかなか消えることがありません。
いろんな不運が重なって我が家の母の日は最悪な幕開けでした。
スーパーでロッテが素敵なキャンペーンをしていました
・板チョコ2枚買うのが条件・そしたらママの名前入りのオリジナルパッケージでラッピングします
家族総出でお買いものにいったスーパーで何とも素敵なキャンペーンをロッテが実施していました。
わたしはちょうど息子をカートに乗せてお野菜コーナーを回遊中。
朝の悲惨な光景を見ていた夫は、こっそり長女を連れだします。
買い物を終え、家に帰宅するころや否や、長女は鼻息を荒くしてわたしに駆け寄ってきました。
さっきまで大泣きして腫れぼったい目を今度はキラキラに輝かせながら。
「ママ!!いつもありがとう!!」
そこには「MIKU」と打たれたなんともお洒落なチョコレートでした。
さらにパッケージをはがすと「HAHA(母)」の文字もある粋な小細工付きです。
娘の気持ちを汲んでくれた夫
たまたまそこでキャンペーンを実施していたロッテ
すっかり機嫌を取り戻し、笑顔になってくれた娘
わたしはこの日たくさんの出来事に感謝しながら、娘からの感謝を受け取ることができました。
チョコレートの不思議
・仕事で疲れたとき・家事で疲れたとき
・育児で疲れたとき
・イライラしたとき
・しょっぱいものを食べたとき
・しょっぱい出来事があったとき
甘いものが欲しくなります。
仕事が辛い
家事が辛い
育児が辛い
何もかもやってられない!
そんなとき
誰かの「ありがとう」の一言で急に報われた気持ちになることがあります。
たった一欠けらでもなんとなく満たされる。
たった一言だけでも満たされる
チョコレートって不思議。
娘「ママありがとう」
わたし「〇〇(娘)ありがとう」
そう言って
娘と一緒に口に放り込んだチョコレートは、どんな高級お菓子よりもおいしく、これからのどんなしょっぱい出来事も甘く溶かしてくれるような気がしました。
悲しいことも辛いことも
甘くウキウキ乗り越えよう!
全部食べるのが勿体ない!
この日娘がくれたチョコレートはいざというときのために大切に冷蔵庫に保管してちょっとずつちょっとずつ食べようとおもいます。
おわりに
昔から母の日はカーネーションを買って、自分の母に感謝するのが普通だった。いつのまにか、自分が花をもらったり感謝されるような立場になった。
くすぐったくて嬉しくて
むしろ私の方が子ども達に感謝したい気持ちになります。
わたしを母にしてくれてありがとう!
娘たち、夫、ロッテのおかげで幸せな母の日を送れたわたしのただの雑記なのでした。